平川 あずさ 2013年6月6日 木曜日 キーワード:栄養 環境 食事と健康の関係は、貝原益軒の養生訓を始めとして昔からいわれていますが、最近はさまざまな風潮が入り混じり何をどう食べたらよいか分からなくなっています。そこで、学校給食の現場や病院栄養士を経て、栄養系雑誌の編集者に転身した筆者が、栄養教育を国民運動として行ってきた先人たちに直接取材してきた経験を踏まえて、その思いを引き継ぎ、現代版の栄養改善の課題に挑みます。 日本人は幸せか不幸せか 図1.シンガポールに本拠を置くリエン財団が2010年に終末期医療の国際比較のレポートをまとめた。選ばれた4つの指標は、(1)終末期介護の基礎的医療介護環境、(2)終末期介護の利用可能性、(3)終末期介護のコスト、(4)終末期介護の質、であった。これらの総合的な点数でのランキング結果は、1位がイギリス、2位がオーストラリア、日本は23位でインドが最下
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