下水中の新型コロナウイルスの量から、仙台市内の感染者数を予測する東北大学の研究グループは、今週(1月23日~1月29日)の感染者数について「減少する」との見通しを示しました。 東北大学の佐野大輔教授などの研究グループは、仙台市内の下水中のウイルス量から毎週、1週間あたりの感染者数を予測しています。 その調査によりますと、先週は「9782人」の予測に対し、実際は「4410人」でした。 一方、23日からの1週間については、感染者数を「8684人」とし、減少傾向に転じると予測しました。 東北大学大学院工学研究科 佐野大輔 教授 「新規感染の発生自体は伸びが鈍化してきている、緩やかに鈍化している状況というふうに言えるかと思います」 佐野教授は下水中のウイルス量について、減少傾向にあるとしていますが、引き続き、基本的な感染対策を徹底してほしいと呼びかけています。