「Second Life」を運営するLinden Labは,同作のクライアントプログラムをオープンソース化して公開することを発表した。Windows版,Macintosh版,Linux版のオープンソースクライアントがまもなく公開される予定だ。 クライアントプログラム「Viewer」は,サーバーに接続してユーザーの入力を伝え,ワールドの情報を3D表示したり,さまざまなサービスの窓口となるプログラムだ。これのソースが公開されることにより,機能追加や高速化,さらにほかのサービスとの接続など多彩な展開が考えられる。 Web 2.0時代を代表するプロダクトとして話題を呼んでいるSecond Lifeは,2006年1月には新規ユーザー2万人,10月には25万4000人という高率でアカウントを増やしてきた。ただ,10月に登録した25万4000人のうち,30日後にも接続していたのはわずか4万人だったという