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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (20)

  • 「オウム」麻原彰晃に酷似する「メンタリスト」商法 人命軽視の偽サイエンスとマインドコントロール | JBpress (ジェイビープレス)

    生活保護を受けている人」や「ホームレス」の命を軽視するような、自称「メンタリスト」によるネット動画が出回っている云々という文字を目にしました。 メンタリストというのは英国流の「読心術芸人」という夜店エンターテイナー、日の感覚ではテキヤの啖呵売(たんかばい)にも似た、一種のペテン師を指すはずの言葉です。 これを自称、そういうカタカナで現在の日では商売が成り立つということに、まず驚きました。 昭和の国民的映画「男はつらいよ」で渥美清が演じた「フーテンの寅」と大差ありません。自分で「それを言っちゃぁ、おしまいよ」と思いますが、21世紀日のマーケットでは通用していたらしい。 名も顔も全く知らないその青年の動画を見て最初に思ったのは、この人はいったんすべての活動を停止した方がいいということです。 2021年、社会的に見て有害です。それは指摘されているようなことと別の理由で、新型コロナウイルス

    「オウム」麻原彰晃に酷似する「メンタリスト」商法 人命軽視の偽サイエンスとマインドコントロール | JBpress (ジェイビープレス)
    Dryad
    Dryad 2021/08/16
    この人の自己顕示欲と権威主義も大概ではあるが、まぁ、言ってることは正しい。
  • 大量逮捕!中国版ウィキリークスは何をやらかした? 中国版2ちゃんねらーの「悪ふざけ」、習近平の娘の個人情報を暴露 | JBpress (ジェイビープレス)

    (安田 峰俊:ルポライター) 1999年に開設された「2ちゃんねる(以下、2ch)」はかつて世界最大規模のネット掲示板として名を馳せたが、2010年代初頭からユーザーの高齢化や運営者の内紛などを理由に、ごく一部の板(コミュニティ)を除いて勢いを失った。2017年には「5ちゃんねる」に改名され、分派として開設された類似サイトもあまりパッとしない。 ただし往年、2chが日のネットカルチャーを代表する存在だったのも確かだ。不謹慎ネタを好み「便所の落書き」と揶揄される劣悪なデマや誹謗中傷が渦巻いていたいっぽう、タテマエやきれいごとを嫌うカルチャーゆえに、大手メディアが報じない際どい情報や庶民の音が大量に書き込まれていた。加えて当時は2chが情報の「最先端」だったことで、一部のインテリ層と思われる人々も活発に書き込みに参加していた。 度の過ぎた悪ふざけや暴露行為と、たまに見せる意外な頭の良さと反

    大量逮捕!中国版ウィキリークスは何をやらかした? 中国版2ちゃんねらーの「悪ふざけ」、習近平の娘の個人情報を暴露 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 統計次第で一挙に撲滅される貧困:JBpress(日本ビジネスプレス)

    1日1.25ドルで暮らさなければならないとしたら、貧しいと感じるだろうか? 1.50ドルならどうだろう? その違いは、気にする価値がほとんどないように見えるかもしれない。コラムを読んでいる人たちの多くは、朝のカプチーノに1.50ドル以上費やしている。 だが、どの数字を選ぶかによって、極度の貧困の中で生活していると分類される人たちの数は大きく変動する。 アジア開発銀行(ADB)は今月、高まる一方の要求に加勢する形で、貧困の新たな定義を求めた。ADBは報告書の中で、アジアでは、1.25ドルではもう暮らせないと主張している。人は、適切なカロリー摂取量を確保し、ADBが「貧困を避けるために必要な最低限ぎりぎりの生活水準」と呼ぶものに達するためには、1日1.25ドルより多くのカネが必要だという。だが、あとどれくらい必要なのだろうか? アジアの貧困層、従来の想定より10億人も多かった? ADBは、1

    統計次第で一挙に撲滅される貧困:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 健常者に勝った義足の陸上選手が巻き起こした議論 最先端技術による身体能力向上はどこまで行くのか | JBpress (ジェイビープレス)

    7月26日、南ドイツのウルムという町でドイツ陸上選手権が行われた。そこで、走り幅跳びの1位に躍り出たのが、マルクス・レーム(Markus Rehm)、25歳。右足が義足の身体障害者だった。つまり、身障者の選手が通常の試合に参加し、健常者である他の選手を尻目にドイツ選手権1位を物にしたのである。 ところが、その直後、いろいろな問題が勃発した。このドイツ選手権は、8月12日からチューリヒで開かれるヨーロッパ選手権の選考会でもあった。普通なら、ドイツ大会の上位入賞者がヨーロッパ大会に送り込まれる。ところが、1位を取ったレーム選手は、ヨーロッパ選手権には進めないことになった。 何故か? 彼の義足が跳躍力を大幅に上げているという疑念が持ち上がり、ドイツ陸上競技連盟が、レーム選手の派遣を認めなかったのである。 自己最高記録を次々と塗り替えた義足の選手

    健常者に勝った義足の陸上選手が巻き起こした議論 最先端技術による身体能力向上はどこまで行くのか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 鮮魚ビジネス、都心にも海外にも商機あり! ITの導入で魚の流通に起きているイノベーションとは | JBpress (ジェイビープレス)

    いまは暗渠になってしまった日橋箱崎川。戦後しばらくは、この川にアサリを売りに来る舟の行商があったそうな(川上美穂子随筆集「わすれみず」収録の中州十三番地)。 そんな日橋の一角、水天宮裏の蠣殻町(かきがらちょう)に、いまでも魚屋が1軒ある。おじいさんが買った魚をさばいてくれるような、昔ながらの魚屋さん。 人形町界隈で魚を買うには、ここか高層マンションの1階にあるイオン系列のスーパーに行くしかない。 ところが、このあたりのお魚は、結構美味しいのだが高い。例えば、いまよく出回っている愛媛の養殖の鯛が1柵1300円くらいする。同じ愛媛産の鯛が、千葉市のスーパーだと500円。 鮮度や味などが違うのかもしれないが、場所によってこれだけ値段が違うとは知らなかった。 いすみ市大原漁港での落札額が・・・ 魚の流通をもっと知りたくなり、快晴の5月のある日、千葉外房のいすみ市大原漁港にお邪魔した。ちょうど競

    鮮魚ビジネス、都心にも海外にも商機あり! ITの導入で魚の流通に起きているイノベーションとは | JBpress (ジェイビープレス)
  • 米国を戦略的に出し抜く中国 アジアの近隣諸国に対する挑発の意図とは?:JBpress(日本ビジネスプレス)

    中国は馬鹿なことをしているのだろうか? それとも当に賢明に立ち回っているのだろうか? 一言で言えばこれが、近隣諸国を挑発する一見組織的に見える中国の取り組みを巡る外交政策の議論だ。 中国が馬鹿な振る舞いに出ていると主張するのは簡単だ。中国政府はここ数週間、ベトナム、フィリピン、日に同時に喧嘩をふっかけている。 要らぬ反発を招くオウンゴールに見えるが・・・ 中国は、ベトナムが領有権を主張する、中国の支配下にある島の近くに石油掘削装置を移動させ、これがベトナムで反中暴動を引き起こし、4人の死者を出すことになった。今週は、石油掘削装置を取り囲む大船団の一部である中国の漁船がベトナムの漁船を沈没させたとして非難された。 人工の島を建設することによってであれ、漁場を支配しようとすることによってであれ、中国がフィリピン政府の海洋での領有権主張を刺激することで、フィリピンも中国に反発している。199

    米国を戦略的に出し抜く中国 アジアの近隣諸国に対する挑発の意図とは?:JBpress(日本ビジネスプレス)
    Dryad
    Dryad 2014/05/30
    ふむー(´・ω・`)
  • エリートの移住労働者を歓迎せよ 優秀な人材の流入はコストよりずっと大きな恩恵をもたらす:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年1月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) シリコンバレーのベンチャーキャピタリスト、トム・パーキンス氏は、裕福な米国人――いわゆる「1%」――に対する批判を1938年にドイツで起きた反ユダヤ暴動「水晶の夜」事件と比較して大失態を犯した。クライナー・パーキンス・コーフィールド&バイヤーズ(KPCB)の共同創業者であるパーキンス氏は、その後、謝罪した。 同氏はナチスを引き合いに出すことはもとより、大富豪をあえて賞賛する必要もなかったろう。ただ、擁護に値する人たちに焦点を合わせればよかったはずだ。グーグルその他のハイテク企業で働き、サンフランシスコ市からシリコンバレーまで社用バスで通勤する従業員たちである。 パーキンス氏が感情を爆発させたきっかけの1つは、サンフランシスコで起きた「テクノギーク」移住者に対する抗議デモだった。 賃料高騰でシリコンバレーのIT企業を攻撃するサンフラン

    Dryad
    Dryad 2014/02/01
    わりと対立が深刻化してきてる?『賃料高騰でシリコンバレーのIT企業を攻撃するサンフランシスコ市民』
  • 金融界を塗り替えるブラックロックの台頭:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年12月7日号) ブラックロックは、創業から25年で世界最大の投資家になった。その圧倒的な市場影響力は問題になるだろうか? 陰謀論者に「世界を当に動かしているのは誰か?」と問えば、恐らくシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースといった世界的な銀行の名前が挙がるだろう。エクソンモービル、シェルなどの石油大手を挙げる人もいるかもしれない。あるいは、アップル、マクドナルド、ネスレなど、何十億もの消費者を取り込んでいる消費財企業に目を向ける人もいるだろう。 彼らが名前を挙げそうにない会社の1つが、米ブラックロックだ。この資産運用会社の名を聞いてぴんと来る人は、金融業界以外ではほとんどいないはずだ。だが、ブラックロックは、上で挙げたすべての企業の最大株主だ。さらに、米国だけでなく世界中で、ほぼすべての上場企業の株式を保有している(実際、ブラックロッ

    Dryad
    Dryad 2013/12/09
    『だが、あまりにも多くの投資家が単一のモデルに頼ると、不健全な「正統的」慣行が広まり、そうでない場合よりも市場が不安定化する可能性が高まる。』
  • フェイスブックはベンチャー精神を保てるか?

    (2013年4月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 規模が急拡大するフェイスブックは、官僚組織と化してしまうことを恐れている〔AFPBB News〕 カリフォルニア州メンロパークにあるフェイスブックの社に足を踏み入れると、最初に目に入るものの1つが、まぶしいオレンジ色の歩道橋の数々だ。連絡通路は気紛れな芸術に見えるかもしれないが、実はある興味深い実験を意味している。 数カ月前、フェイスブック最高技術責任者(CTO)のマイク・シュレーファー氏は、1マイル(1.6キロ)四方の構内にあるすべての建物を、水平に連なる連絡通路で結ぶことが必須だと考えた。その理由は何か?  フェイスブックは4000人以上の従業員を雇用しており、その数は1年前より4割増えている。爆発的な規模の拡大でエンジニアらがバラバラになることを恐れたシュレーファー氏は、従業員が硬直化した所属部署内にこもらず、連絡路を使って建

    Dryad
    Dryad 2013/04/05
    一歩間違えるとグロテスクになりそうな気もするけど、彼らがどこまでやれるかは、世界中の企業にとって重要な試金石になると思う。がんばってほしい。
  • トヨタに学んだ米アマゾンの経営 ベゾス流の非情なプラグマティズム

    カスタマーサービスに連絡してくる消費者の身になって考えたいという企業もあれば、そういうことに疎い企業もあるが、ジェフ・ベゾス氏は、消費者からの電話にどう対応するかが問題ではないと言う。 「カスタマーサービスをやっている時点でもう遅すぎる」。アマゾン・ドットコムの創業者であるベゾス氏は昨年、ニューヨークで行った講演でこう語った。 「最高のカスタマーサービスとは、顧客が電話をしなくて済むようにすること、連絡なんか取らなくても済むようにすることだ。とにかく、それでうまくいく」 例えば、アマゾンがミスをして、傷の付いた商品が消費者の手元に届いてしまったら、同社は代わりの商品を発送しておしまいにするのではなく、ミスが生じた根的な原因の修正に乗り出す。同社は過去17年間、このプロセスによって苦情の電話がかかってくる注文の比率を着実に引き下げてきた。 このアプローチは、ベゾス氏が同社に浸透させてきた仕

  • こうして住民避難はどんどん後回しにされた 官房副長官に聞く官邸の原発危機対応(その1) | JBpress (ジェイビープレス)

    3.11当時、首相官邸で官房副長官だった福山哲郎参議院議員(50)にインタビューした。官房副長官は、菅直人総理大臣、枝野幸男官房長官に次ぐ首相官邸のナンバー3である。 福山氏は、自身が福島第一原発事故後の電源車確保など重要な対策の担当者だっただけではなく、菅総理や枝野長官、海江田万里経産大臣や武黒一郎・東京電力フェロー、班目春樹・原子力安全委員長、寺坂信昭・原子力安全・保安院長らとの意思決定の場所に立ち会った「目撃者」でもある。 その福山氏が8月10日に『原発危機 官邸からの証言』(ちくま新書)という3.11、中でも原発事故対応に絞った回顧録を出した。3.11、特に福島第一原発事故という歴史的な大事件の政策決定に立ち会った当事者が、これほど短期間で証言を公開することは、歴史の記録として極めて貴重だと思った。 『官邸の一〇〇時間』(木村英昭・朝日新聞記者著、岩波書店)、『メルトダウン』(大鹿

    こうして住民避難はどんどん後回しにされた 官房副長官に聞く官邸の原発危機対応(その1) | JBpress (ジェイビープレス)
    Dryad
    Dryad 2012/08/28
    震災当時、官邸の「中の人」だった方の証言本らしい。買ってみるかな。
  • ゴミの分別などおやめなさい、そして国際化を 外国人に大人気のゴミ処理業、明るく孤軍奮闘 | JBpress (ジェイビープレス)

    国民は極めて真面目である。そういうランキングは世界にないのだろうが、あれば恐らくトップスリーに入るのではないだろうか。昨年の東日大震災の際にも世界から驚嘆の目で見られたのも、真摯な国民性によるところが大きい。 しかし、この真面目さや我慢強さは一方で危険な面も持っている。自分の意見を貫くことよりも和をもって尊しとするために、強い意図、あるいは既得権益を守りたい人たちに乗せられやすいのだ。 第2次世界大戦へ向かった日の例までさかのぼることをしなくても、あれだけ大規模な原発事故を起こしても、既得権たっぷりの原発村の強固な組織を崩すことができない。また、日の成長や発展はそっちのけで自らの既得権益を守ることを最優先する官僚組織にもなかなかメスが入らない。 ゴミは分別した方がエコというのは当か

    ゴミの分別などおやめなさい、そして国際化を 外国人に大人気のゴミ処理業、明るく孤軍奮闘 | JBpress (ジェイビープレス)
    Dryad
    Dryad 2012/02/03
    とあるゴミ処理業者がいかにして国際化したか。
  • あのオリンパスに「日経ビジネス」元関係者が社外取締役 日本の大手メディアはこの事件を正しく伝えたか | JBpress (ジェイビープレス)

    今週は、オリンパスの外国人社長解任をめぐる疑惑を扱ったフィナンシャル・タイムズ紙(FT紙)の記事が、断トツの1位となった。 先週末の14日、日の新聞各紙にオリンパスのマイケル・ウッドフォード社長の解任を報じる記事が並んだ。 日経済新聞: オリンパス菊川会長「文化の壁越えられない」ウッドフォード社長解職 オリンパス菊川会長「ウッドフォード氏は独断専横的」 朝日新聞: オリンパス、英国人社長を解任=在任半年で。経営手法い違い 読売新聞: 「日人と違った」…オリンパスが社長を解職 どれも、ウッドフォード社長が日の企業文化を理解できず、自分のやり方を押し通そうとしたことが原因という筋書きで、菊川剛会長の会見をそのまま報道している。 対して、FT紙ウェブ版の第1報は、ウッドフォード氏がオリンパスの企業買収に関する疑惑を示唆したというもの。 週明けの17日にJBpressが掲載したFT紙の解

    あのオリンパスに「日経ビジネス」元関係者が社外取締役 日本の大手メディアはこの事件を正しく伝えたか | JBpress (ジェイビープレス)
    Dryad
    Dryad 2011/10/22
    「宣戦布告」と「叩き潰す」は意味が全然ちがくない?(´・ω・`)何であれ、JBPとNBOはどちらもよく拝読しているので今後とも期待しております。
  • 米国の大学:緩やかな衰退  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月4日号) 米国の大学は自国の自動車メーカーと同じ道をたどるのか? 今から50年前、スリー・マティーニ・ランチ*1や喫煙オフィスが当たり前だった輝かしい時代に、米国の自動車メーカーは世界中から崇拝されていた。誰もが彼らの成功の秘訣を知りたがった。 一体どのようにして毎年、見事な新型車を量産できるのか。あれほど大勢の社員をどうやって首尾よく管理しているのか(当時のゼネラル・モーターズ=GM=は、民間部門で世界最大の雇用主だった)。そして、どのようにして顧客をあれほど満足させているのか。 今、世界はこれと同じように米国の大学に畏敬の念を抱いている。 何しろ、米国の大学は世界ランキング上位を独占している。上海ランキングコンサルタンシーが作成する「世界最高の大学リスト」に掲載されている大学ベスト20校のうち17校は米国の大学で、ベスト50校を見ても35校を占めている

  • 「ブラックベリー問題」にクリントン長官が言及 「通信の自由な利用は正当な権利」とRIMを支持 | JBpress (ジェイビープレス)

    ヒラリー・クリントン米国務長官は8月5日、アラブ首長国連邦(UAE)が安全保障上の理由で同端末サービスの規制を予定していることについて、同国政府と協議していることを明らかにした。 またカナダのバンローン国際貿易相も、同国政府当局者がRIMとともに問題解決に向けて各国政府と協議を進めていると説明した。 クリントン長官、RIM支持の方針

    「ブラックベリー問題」にクリントン長官が言及 「通信の自由な利用は正当な権利」とRIMを支持 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 戦場で明らかになる「男女平等」の限界 | JBpress (ジェイビープレス)

    ある若い米軍女性兵士が、アフガニスタンへの赴任当日、基地に姿を現さなかった。軍隊で配属拒否は重い罪になる。翌日、彼女は軍警察によって逮捕された。 イラクやアフガニスタンへの赴任を苦に、逃亡したり自殺したりする兵士が増えている。しかし、この若い女性兵士のケースは特殊だった。 子供を抱きながら途方に暮れた女性兵士 アレクシス・ハッチンソン特殊技官(21)は、事件当初、生後11カ月の男の子を持つシングルマザー兵士だった。 彼女は2009年11月5日に、所属する部隊と一緒にアフガニスタンに発つことが決まっていた。10月中旬、ハッチンソンはカリフォルニア州に住む実母に子供を預け、出発の準備を始める。 しかしその1週間後、実母が根を上げ、やはり長期的に子供を預かることができないと連絡してくる。実母は、自分の母親と、障害を持つ娘の介護で、すでに手一杯の状況だったのだ。 ハッチンソンは上司に、赴任中に子供

    戦場で明らかになる「男女平等」の限界 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「結果の平等」VS「効率性」 経済政策論争の真の争点 | JBpress (ジェイビープレス)

    鳩山政権は政策の「ブレ」に対して批判を浴びている。しかし経済政策を考えた場合、目先の利益につられてブレているのは我々自身であり、それを伝えるマスコミだと思うケースも目立つ。逆にそれにつられて、政治がブレている側面もあるのではないか。 国民の価値観は多様化している。野党となった自民党がその存在価値をはっきりと示すことに苦渋しているのは、国民が理解できるような対立軸を設定しにくいからかもしれない。 その一方で政権交代後に目立つ議論の多くは、来であれば所与の前提条件であるにもかかわらず、「革命的政権」であればそれを覆せるかのような幻想が振りまかれ、まるで選択肢が存在するように争点を設定してしまうケースである。 2009年の終盤はこうした「来は選択肢ではないもの」まで、国民に選択の余地があるかのように報じられた。その結果、経済政策をめぐる議論は混乱を極めた上に壁にぶち当たり、いたずらに閉塞感を

    「結果の平等」VS「効率性」 経済政策論争の真の争点 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「経済合理性」でイノベーションを殺すな イノベーション活動は正当性と資源をどのように獲得するのか | JBpress (ジェイビープレス)

    鳩山政権の事業仕分けが進む中、スパコンに代表される大型研究開発プロジェクトの凍結や予算削減の是非が議論を呼んでいる。私は事業仕分けの場に立ち会ったわけではないけれども、評価者の厳しい質問に対して回答に苦慮する官僚の姿が目に浮かぶようだ。 「いつになったら成果が出るのか」「その技術は世の中の役に立つのか」「そんな技術当に必要なのか」「開発になぜそんなにお金がかかるのか」「あれは無駄じゃないか、これも無駄じゃないか」等々。 イノベーションという現象の特質を考えるなら、これらの問いに対する明確な回答を用意して、評価者の攻撃に反論できる方が不思議なくらいだ。 イノベーション活動には、常に、2種類の不確実性がつきまとう。1つは「自然の不確実性」。研究開発とは、この不確実性に対する人間の挑戦なのだが、それがいつ成功するのか、また成功するかどうかさえ、万人が納得する形で示すことは難しい。 もう1つは

    「経済合理性」でイノベーションを殺すな イノベーション活動は正当性と資源をどのように獲得するのか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 日本「半導体」の凋落とともに歩んだ技術者人生 世界シェア50%を誇った日本の半導体はどこへ | JBpress (ジェイビープレス)

    2009年8月末、光文社より『日「半導体」敗戦』という書籍を出版した。自分で言うのもおこがましいが、極めて大きな反響があった。実際に起きたことを列挙してみる。 (1)全く面識のない数十人の読者の方から、メールで感想などのお便りをいただいた。 拙著には、メールアドレスやホームページのURLを記載していない(記載したくなかったのではなく、編集者が忘れたためである)。にもかかわらず、読者の方がわざわざ検索して連絡をくれたようだ。そして、多くの方から、「共感した」「驚いた」「面白かった」というお褒めの言葉をいただいた。 (2)出版関係者の話によれば、「半導体と名のつくは売れない」らしい。そのため、光文社に採択されるまで、半年ほど出版社を回ったが、どこからも断られた。しかし、光文社から出版後、わずか3カ月間で、3刷り目の増刷となった。 出版関係者の話によれば、ベストセラー作家ならいざ知らず、無名

    日本「半導体」の凋落とともに歩んだ技術者人生 世界シェア50%を誇った日本の半導体はどこへ | JBpress (ジェイビープレス)
  • 500年遅れのイスラム宗教改革 「解釈」のネット検索で、指導者の権威低下 | JBpress (ジェイビープレス)

    「インターネットを通じて知り合ったサウジアラビアの男性と結婚を考えています。でも、父は『ネットで出会うなどけしからん』と、大変な勢いで怒っていて取り合ってくれません。私は、ムスリマ(イスラム教徒の女性)として許されないことをしているのでしょうか」 カタールのドーハに拠を置く非営利のウェブサイト「イスラム・オンライン」に寄せられたオーストラリア在住のエジプト人女性の悩みだ。パートナーとの出会いも、悩みの相談も「ネットで」というのが、いかにも現代的だ。 ネット上に宗教相談の窓口 「イスラム・オンライン」はイスラム系ウェブサイトの草分け的存在。1996年に「ネットがイスラム教に与えるプラスのインパクトを示すため」のプロジェクトとしてカタール大学の学生と教授が開設。その後、著名なイスラム法学者ユースフ・アル=カラダーウィーが趣旨に賛同して支援したこともあり、最も人気あるイスラムサイトの1つとなっ

    500年遅れのイスラム宗教改革 「解釈」のネット検索で、指導者の権威低下 | JBpress (ジェイビープレス)
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