Moog Modularシンセサイザーの共同開発者であり、Moogのための作品を世界で初めて発表したハーバート・ドイチュが逝去 ハーバート・ドイチュ(Herbert Deutsch) 1932年、アメリカ・ニューヨークに生まれたハーバート・ドイチュは、幼少期から音楽と作曲を学び、マンハッタン音楽学校(Manhattan School of Music)で学士/修士を取得。1963年にボブ・モーグ(Bob Moog)博士と邂逅し、共同で“作曲家を支援する新しい楽器”の開発に取り組み、翌1964年、Moog Modularシンセサイザーを完成させました。中でもMoog Modularシンセサイザーの大きな特徴であるキーボード・インターフェースは、ハーバート・ドイチュが開発したものと言われています。ハーバート・ドイチュはまた、Moog Modularシンセサイザーのための楽曲を世界で初めて発表し
ロバート・モーグ(ボブ・モーグ/Robert Moog / Bob Moog)と共にモーグ・シンセサイザーを共同開発した作曲家/発明家/教授のハーブ・ドイチ(Herb Deutsch)が死去。Moog Music Inc.のSNSアカウントで発表。90歳でした。 以下、Moog Music Inc.の声明より 「本日、私たちの友人であるハーブ・ドイチ教授の人生を祝福します。 ハーブは同僚として、ボブが工具職人としての情熱を見出す手助けをしました。そして彼らはエンジニアとアーティストが創造的な夢を実現するためのモデルを共に開発しました。楽器のデザイナーは、アーティストの心と創造のニーズを理解しなければならないという信念は、今日に至るまでMoogで行うすべてのことの核心となっています。 ハーブは作曲家として、曲がいかに物語を語る上で最も偉大な言語の一つであるかを世界に示す手助けをしました。彼は
砂原良徳、「LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master」の360 Reality Audio版が第28回日本プロ音楽録音賞ベストパフォーマー賞を受賞 6月24日に配信された砂原良徳「LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master」の360 Reality Audio版の中から「LOVEBEAT」が、日本プロ音楽録音賞運営委員会が実施する、レコーディングの現場でさまざまな作品づくりに取り組むエンジニアを顕彰する「日本プロ音楽録音賞」のベストパフォーマー賞を受賞した。 「LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master」はリリース20周年を機に、砂原自らがミックス&マスタリングを行い2021年にリリース。さらに今年、クリエイターの創造性や音楽性に従って、楽器などの音源を自由に全方位に配置することができるプラグインソフトウェア「360
エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)ことリチャード・D・ジェームス(Richard D. James)が、オリジナルのサンプル・マッシュアップ・ソフトウェア「samplebrain(サンプルブレイン)」を公開。大きな注目を集めています。 「samplebrain」 GitLabで公開された「samplebrain」は、あのリチャード・D・ジェームスがデザインしたサンプル・マッシュアップ・ソフトウェア。実際に開発を手がけているのは、デイヴ・グリフィス(Dave Griffiths) というプログラマーで、GitLabではソース・ファイルのほか、Mac(Intel/M1)/Windows用のバイナリも配布されています。気になるのがこのソフトウェアの信ぴょう性(本当にリチャード・D・ジェームスが関わっているのか?という点)ですが、あるユーザーがWarp Recordsに問い合わせたとこ
「STING」の使用方法は簡単で、好みの音源に繋いでプロジェクトを走らせれば、自動的にアシッド・パターンが生成されます。アシッド・パターンはスマイル・マークをクリックする度に更新され、ルート・ノートやパターンの長さといったパラメーターを設定することも可能。用意されているパラメーターは、以下のとおりです。 Swing:ハネ具合を設定します Rate:音符の細かさを設定します Gate:音符の長さを設定します Offset:時間軸のオフセットを設定します Root:ルート・ノートを設定します(上のMIDIボタンをオンにすれば、MIDI入力で設定/トランスポーズすることもできます) Length:パターンの長さを設定します Density:音符の出現割合を設定します Type:パターンの調性を設定します 現行バージョンの1.03では、生成されたパターンのプリセット保存も可能になった、“Acid
コルグ「drumlogue」 伝統のアナログ音源を核に、最新のデジタル・テクノロジーを融合した新世代の電子楽器、コルグ“logue”シリーズ。これまで、minilogue(開発者インタビュー記事は、こちら)、monologue(開発者インタビュー記事は、こちら)、prologue(開発者インタビュー記事は、こちら)、minilogue xd(開発者インタビュー記事は、こちら)と多様なモデルがラインナップされ、いずれも世界中のミュージシャン/クリエイターから高く評価されています。本日発表された「drumlogue」は、『デジアナ・ハイブリッド』という“logue”シリーズのコンセプトを、ドラム・マシンとして昇華させた新機軸の製品。アナログ音源ならではの音色の深み/豊かさと、デジタル音源ならではの柔軟性/拡張性を兼ね備えた、コルグ渾身の新型ドラム・マシンです。 「drumlogue」の音源部は
活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を展開中だ。 ゼミ生として参加しているのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。毎回さまざまなジャンルについてそれぞれの見解を交えながら語っている。10コマ目のテーマとしてピックアップするのは「テクノ」。Yellow Magic Orchestra(YMO)のメンバーとしてテクノを世界に普及したと言っても過言でもない細野は、このジャンルをどう捉えているのか。安部とハマの持つテクノのイメージとは? 複数回にわたる記事の前編では、それぞれの率直
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の代表曲のひとつ、「Let's Dance」。この曲をプロデュースしたナイル・ロジャース(Nile Rodgers)は、この曲の成り立ちと舞台裏を、ポッドキャスト「Rolling Stone Music Now」の中で語っています。 「僕たちは、さまざまなバンドを聴いていて、そのあと、アトランティック・レコードの共同設立者だったジェリー・ウェクスラーの家に行った。 ジェリーは(テレビ番組)『ピーター・ガン』のレコードをターンテーブルかどこかに置いていて、デヴィッドが“これを聴いてみよう”と言ったので聴いたら、最高に面白かった。『ピーター・ガン』の音楽すべてではなく、テレビのテーマ曲を聴いただけなんだけど、『ピーター・ガン』のテーマ曲はメロディーを歌っていたので、まるで、即座にレコード全体を聴いたかのようだった」 ロジャースは、その後もウェクスラー
大村 雅朗(おおむら まさあき、1951年5月8日[1] - 1997年6月29日[2])は、福岡県福岡市博多区出身[1]の作曲家、編曲家、キーボーディスト。愛称はバク[注釈 1]。多くのヒット曲を手がけたことで知られる。 略歴[編集] 京染店経営の家庭の5人兄弟(兄・姉3人)の末っ子で次男として生まれた[1]。福岡市立奈良屋小学校、福岡市立博多第二中学校、福岡大学附属大濠高等学校を経て、ネム音楽院(現:ヤマハ音楽院)に第1期生として入学(1970年4月)、バンドコースを修了後(1971年)、キーボードコースに入り直して1972年3月にネム音楽院を卒業後、ヤマハ音楽振興会九州支部に嘱託スタッフとして入社[4][5]。1975年にヤマハ音楽振興会本部研究室研究員第一期生となる。[要出典]そこでポプコンやコッキーポップ用の楽曲アレンジ、スコア書き、レコーディング作業などを行うのと並行して、母校
Roland ( ローランド )が1987年に発売し大ヒットとなったLA方式のデジタルシンセサイザー「D-50」を再現した Boutiqueシリーズ「D-05」を発売します。(本記事内のRoland Boutiqueシリーズ専用キーボード「K-25M」は別売りです) K-25MにセットしたD-05 Roland 「D-50」は1987年に発売された、ローランド初のフルデジタル・シンセサイザー。1983年に発売されたFM音源方式のYAMAHA「DX-7」と双璧をなす80年台の代表的な人気シンセでした。 D-50 By iixorbiusii – This file was derived from Roland D-50 Front.JPG: , Public Domain, Link D-50はLA(Linear Arithmetic)音源という「音作りし易い」シンセというキャッチフレー
元クラフトワークのカール・バルトス、バンドの活動が停滞した80年代について語る 「大きな間違いだった」 クラフトワーク(Kraftwerk)に1975年から1990年まで在籍したカール・バルトス(Karl Bartos)は、回顧録『The Sound of the Machine: My Life In Kraftwerk And Beyond』の発売にあわせ、英ガーディアン紙の取材に応じ、クラフトワークの活動が停滞した80年代について語っています。「大きな間違いだった」。 1981年、クラフトワークはツアーを成功させ、翌年には『The Model』でイギリスNo.1を獲得しました。彼らは創造的にも商業的にも頂点に達しますが、クラフトワークはその後、スタジオに姿を消し、ほぼ10年間ライヴ活動を行いませんでした。「80年代はずっと眠っていたんだ」「本当に著しく大きな間違いだった」とバルトスは
砂原良徳『LOVEBEAT』360 Reality Audioトーク 2022年6月24日配信開始の『LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master』360 Reality Audioに関して、同日行われたトークのアーカイブを公開! 0:00 オープニング 1:03 360 Reality Audioとは? 11:55 『LOVEBEAT』360 Reality Audio制作ドキュメント 25:07 なぜ『LOVEBEAT』を360 Reality Audioにしたのか? 37:03 制作画面で見る「LOVEBEAT 2021 Dub Mix」 46:44 360 Reality Audioでのマスタリング 58:33 360 Reality Audioを前提として新作を作るなら? 1:03:58 360 Realiy Audio認定ヘッドホンではどう聴こえるのか
ミュージシャン、DJなど多彩な顔を持つ砂原良徳さんへのインタビュー。ご自身が所有しておられる「KORG minilogue」と共にコルグに来社して頂きました。 アーティストのインタビューは、普段はテキストに起こしてから掲載していますが、今回は砂原さんが自らのminilogueで作った音を弾きながら解説して頂けるという非常に貴重な機会でしたので、特別にそのまま動画コンテンツとして掲載させて頂きました。ぜひお楽しみください。 korg.comインタビュー掲載ページ https://www.korg.com/jp/features/artists/2022/0615/ minilogue製品情報 https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/minilogue/
シンセサイザー界の伝説的存在デイヴ・スミス死去、「Prophet-5」のデザイナー&「MIDI」考案者の1人 シンセサイザー界の伝説的存在、デイヴ・スミス(Dave Smith)が死去。電子楽器メーカーのシーケンシャル・サーキット(Sequential Circuits)社の創業者であり、伝説的なシンセサイザー「Prophet-5」のデザイナーであり、MIDI考案者の1人でもあるレジェンド。SEQUENTIAL(旧:Dave Smith Intruments)の公式サイト/SNSで訃報が伝えられています。72歳でした。 It is with heavy hearts that we share the news that Dave Smith has died. If you’d like to share your thoughts and memories of Dave, pleas
teenage engineering「OP-1 field」 話題のフィールド・ミキサー TX-6に次ぐ、“field”シリーズ第2弾となる「OP-1 field」は、電子楽器史に残る傑作シンセサイザー=OP-1を大幅にアップデートした製品。teenage engineeringによれば、過去10年の技術革新と新しいアイディアに触発されて開発を行ったとのことで、「OP-1 field」で盛り込まれた新機能/改善点の数は100(!)とのことです。具体的には、内部シグナル・チェーンは一貫してステレオ仕様になり、内蔵スピーカーはパッシブ・ラジエーターを採用した大音量タイプに、ディスプレイは視認性に優れた高解像度フラッシュ・ディスプレイに換装。また、最大24時間のバッテリー駆動にも対応し、Bluetooth MIDIのサポートによってOP-ZやTX-6と無線でやり取りすることも可能になりました。
T-8 は、エレクトロニック・ミュージックのビートメイクを手軽に楽しめるビート・マシンです。エレクトロニック・ミュージックに幅広く使われるリズム・マシンTRシリーズのドラム・サウンドと、TB-303のベース・サウンドを一台に凝縮しています。 エレクトロニック・ミュージックの”あの音” どこかで一度は耳にしたことがあるTR-808 / TR-909 / TR-606のリズム・サウンド。一度聞いたら頭から離れないTB-303のベース・サウンド。T-8は、エレクトロニック・ミュージックで愛用されている象徴的なサウンドを、ハイエンドAIRA製品と同等のACBで忠実に再現しています。 リズム・セクションの中心に 多様なIN/OUTを搭載したT-8は、多様なエレクトロニック・ミュージックのリズム・セクションを担います。SYNCやMIDIで他のAIRA Compactやガジェットと接続してシンクさせたり
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