フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、イタリアGP2日目の国際自動車連盟(FIA)の公式会見で、自身が語った「ツナミ(津波)」発言を謝罪した。 ビノットの発言は、その前のオランダGP後の記者会見で発せられたものだった。レース中にマシントラブルが生じ、スローダウンしながらコース脇にクルマを止めた角田裕毅(アルファタウリ)のことを、「ツナミ」と表現していたのだ。 「ツナミ」発言に対して、悔恨の思いを募らせていたのはビノットだけではなかった。ビノットに「ツナミ」と呼ばれた角田自身も、自分の行動に疑問を感じていた。じつはビノットが角田のことを「ツナミ」と呼んだのは、オランダGPの記者会見が初めてではなかったからだ。 「今シーズンが開幕した当初から、ときどき飛行機が一緒になることがあって、そんなとき彼は僕のことを『ツナミ』と呼んでいました。日本人としては『良くないな』と思っていて、い
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