執筆者 宗谷 敏 油糧種子輸入関係の仕事柄、遺伝子組み換え作物・食品の国際動向について情報収集・分析を行っている GMOワールドⅡ 宗谷 敏 2015年4月6日 月曜日 キーワード:バイテク 2015年3月30日、Des Moines Register(アイオワ州地方紙)は、2007年から2012年まで、中西部のトウモロコシ畑から米国企業(Monsanto社、DuPont Pioneer 社及びLG Seeds社)が知的財産権を持つ研究用種子を盗んでいたとして、2013年12月に中国人グループ6名(中国バイテク企業と種子企業の関係者たち、その後もう1名追加)がアイオワ州で起訴された事件についてフォローしている。 この事件は米国内では有名であり、しばしば報道されてきた。例えば2014年9月21日のCNN記事は日本語でも読める。しかし、事件性のある話題の常として、各紙の報道内容がかなりバラけて
By Sunset Alliance イネ科の植物で、小麦・米と並んで世界三大穀物にも数えられるのが「トウモロコシ」です。メキシコや南米、アフリカの一部地域では主食として食べられ、家畜のエサであったりコーンスターチの原料としても使われるトウモロコシですが、近年のアメリカでは中国人によるトウモロコシの盗難が国家レベルの規模で巻き起こっているそうです。 Corn Wars | The New Republic http://www.newrepublic.com/article/122441/corn-wars 2012年9月30日、連邦捜査局(FBI)の捜査官がアメリカのシカゴ・オヘア国際空港にいるアメリカ合衆国税関・国境警備局(CBP)とコンタクトを取り、「中国の北京から来た2人の乗客のカバンを即座に検査してほしい」と依頼しました。突如カバンの中身を調べられたのは、中国の農業関連企業である
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く