WP紙の安全保障問題担当記者エレン・ナカシマが、10月27日付で同紙に「サイバー攻撃はどの時点で戦争行為になるのか」との記事を書き、10月11日にパネッタ国防長官がサイバー・パール・ハーバーについて警告を発した演説をしたことに関連し、サイバー空間での戦争行為とは何か、戦争行為になる前の攻撃にどう対応すべきなのか、論じています。 すなわち、8月にサウジの石油会社アラムコのコンピュータがシャムーンというウイルスで攻撃され、3万のコンピュータのデータ消失し、カタールのガス会社ラスガスも同じような攻撃を受けた。これは、経済制裁や核施設へのSTUXNET攻撃に対する、イランによる報復攻撃だと言う人もいる。 シャムーン攻撃は武力攻撃に匹敵するような損害を生じさせなかったが、米のいくつかのエネルギー会社に同じような攻撃が行われた場合、どれだけの損害が出たときに米は報復に乗り出すのか。 政府内では、どの時
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