米ニューヨークのウォルドーフアストリアホテルで外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)に臨む岸田文雄外相(左)、中谷元防衛相(左から2人目)、ジョン・ケリー米国務長官(右から3人目、2015年4月27日)〔AFPBB News〕 日米両政府は4月27日、「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン) を18年ぶりに改定することに合意した。新しいガイドライン(以下、新ガイドラインと記述する)は、「日米同盟を一変するものだ」とアシュトン・カーター国防長官が評価したように、日米同盟の歴史の中で非常に重要なガイドラインとなった。 そして、28日、日米首脳会談後に発表された「日米共同ビジョン」でも「新たな日米防衛協力のための指針は、同盟を変革し、抑止力を強化し、日米両国が新旧の安全保障上の課題に長期にわたり対応していくことを確実なものとする」と記述し、日米ともに新ガイドラインを高く評価
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