8月15日、ムーディーズはクリミア半島をめぐる情勢が再び緊迫化していることについて、ロシアの格付けにとってマイナスとの見方を示した。写真はウクライナ東部アウディーイウカ近郊の前線で活動するウクライナ兵士ら。10日撮影(2016年 ロイター/GLEB GARANICH) [ロンドン 15日 ロイター] - ムーディーズは15日、クリミア半島をめぐる情勢が再び緊迫化していることについて、ロシアの格付けにとってマイナスとの見方を示した。 クリミア半島をめぐっては、ウクライナ政府軍と親ロシア派勢力の戦闘が激化している。ムーディーズは、情勢緊迫化がロシアの景気回復に対して打撃になりかねないと指摘。状況が一段と緊迫化した場合は、欧米諸国が再び制裁強化に踏み切る可能性があるとの認識を示した。