徴兵拒否の息子を擁護 流出の会話は「発言の切り取り」―ロシア高官 2022年09月23日05時50分 ロシアのペスコフ大統領報道官=5月9日、モスクワ(EPA時事) 【モスクワAFP時事】ロシアのペスコフ大統領報道官は22日、息子のニコライ氏が徴兵施設への出頭命令を拒んだとして非難を浴びていることを受け、発言の一部が切り取られたものだとしてニコライ氏を擁護した。 反戦デモ再燃、1400人超拘束 動員令に高官の息子「応じない」―ロシア プーチン大統領とショイグ国防相は21日、予備役30万人を招集する部分的動員令について発表。収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の支援者らが、徴兵施設の担当者に成り済ましてニコライ氏に電話し、出頭を命令した。 ニコライ氏はこれを拒否し、「上のレベルで解決する」などと発言。同氏と通話する様子を収めた映像がソーシャルメディアで急速に広まっていた。 国際 コ
国内の外国人数の多さで、ロシアはアメリカに次ぐ世界第2位の国となり続けている。 =Getty Images 現代ロシアでは、移民は主要な低賃金労働者である。移民制度の改革により、入国する人の数は著しく減少した。しかしながら、多くのロシア人はそれに気づいておらず、一部はむしろ人数が増えているとさえ感じている。 出稼ぎ労働者はここ20年で、ロシアの各都市に不可欠な存在となっている。昨年だけでも1600万人が入国しており、うち1200万人(モスクワの人口に匹敵)は中央アジアの出身者である。今日、出稼ぎ労働者によって、マンション、地下鉄、商業施設、道路が建設されている。時々の重要な建設プロジェクトや地下80メートル付近で働き、チェーン店や清掃会社の活動を補助している。 ソ連が崩壊した後のロシアでは、アジア人が第5の出稼ぎ労働者の波となっている。それまで、ウクライナ人、アゼルバイジャン人、モルドバ人
3月の大規模デモの後、警察に連行されて聴取を受けるナワリヌイ Maxim Shemetov-REUTERS <ロシアで近年最大規模の抗議行動を主導しプーチン政権を動揺させる活動家ナワリヌイ。だが大統領選出馬へのハードルは高い> モスクワ北部、どんよりとした雲に覆われた4月10日のこと。この日、刑期を終えようとしていたロシア反政府運動指導者のアレクセイ・ナワリヌイ(40)のいる刑務所外には、大勢の群衆が詰め掛けていた。彼らの大半が反政府運動家やジャーナリストたち。皆、ナワリヌイの熱い演説が聴けるものと期待していた。 だがその日、演説は行われなかった。ナワリヌイがメディアの前で語るのを妨害しようと、当局が彼を秘密裏に数十キロ離れた別の刑務所に移送し、そこで釈放したのだ。彼はたった1人で地下鉄に乗って帰宅しなければならなかった。 支持者たちにとって今回の当局の姑息なやり方は、ナワリヌイの知名度が
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