何の痕跡も残さずに昨年消息を絶ったマレーシア航空機を巡る謎が、同機が最後に確認された場所から1万キロ近く離れたフランス軍の試験施設で、少なくとも部分的に解明される可能性が出てきた。 マダガスカルの沖に浮かぶレユニオン島という小島で発見されたボーイング777型機の翼の一部が先週末にフランス南西部に運ばれた。 本当にMH370便の一部かどうかを専門家が確認し、その一部である場合には何が起こったのかを知る手がかりも探すためだ。 フランス国防省が航空機の材料やその試験の「専門的技術を有する主要拠点」と形容するこの施設は、トゥールーズの東に位置するバルマにある。2009年にリオデジャネイロからパリに向かっていたエールフランスのエアバスA330型機が墜落し、228人が犠牲になった事故の調査も手がけたことがある。 エールフランス機墜落事故の調査で実績 2009年の事故では、フライトレコーダーの入ったブラ
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