【シンガポール=共同】中国とマレーシア、タイの3カ国による初の合同軍事演習がマレーシア中西部ヌグリスンビラン州で始まり、24日に開幕式が開かれた。3カ国の計約1340人が参加し、射撃訓練や人質救出を想定した陸上演習を行うほか、マラッカ海峡で海洋演習も実施する。演習は29日まで。マレーシアと中国は2014年から同様の演習を実施していたが、今年はタイが初めて加
フィリピン南部で過激派組織IS=イスラミックステートを支持する武装勢力と治安部隊の間で激しい戦闘が続く中、フィリピンとインドネシア、それにマレーシアの3か国は戦闘に参加するIS支持者の流入を防ぐため、周辺海域での艦艇によるパトロールを開始し警戒を強めています。 武装勢力にはインドネシアからおよそ40人が参加していることが確認されるなど、国外からのIS支持者の流入が問題になっています。 IS支持者の多くは船を使ってフィリピン南部に密入国していると見られることから、フィリピンとインドネシア、それにマレーシアの3か国は19日から艦艇を使って周辺海域で合同のパトロールを開始しました。 3か国の国防相や軍の司令官が参加して行われた式典で、マレーシアのヒシャムディン国防相は「ISを一歩たりともわれわれの海に入らせないという明確なメッセージをここに打ち出す」と述べ、合同パトロールの意義を強調しました。
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