北朝鮮の国営メディアは、10日2発の飛しょう体を発射したことについて、新たな兵器の発射実験を実施し、その性能が実証されたと発表しました。北朝鮮はこのところの一連の発射で新型の短距離ミサイルの開発に必要な実験を繰り返していたとみられます。 韓国軍の分析では飛行距離は400キロ余り、高度はおよそ48キロで短距離弾道ミサイルだったとみられています。 これについて北朝鮮の国営メディアは11日朝、新たな兵器の発射実験を実施したとしたうえで「実験結果の精密な分析を通して、新たな兵器システムが設計上の要求を完全に実現していることが実証された」と発表しました。 また発射にはキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が立ち会い「新しい兵器は既存の兵器とは異なるすぐれた戦術的な特性を持っている」と述べて、結果に満足したとしています。 北朝鮮はこの2週間余り、北朝鮮国内のさまざまな場所から飛しょう体の発射を繰り