【北京=共同】朝鮮中央通信は3日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」発射実験で使った移動式発射台のタイヤを製造した工場を視察したと報じた。日時は不明。移動式発射台は片側9輪と同国最大で、北朝鮮は「100%国産化」したと主張していた。タイヤ製造工場の公開で、改めて国産化をアピールする狙いとみられる。工場
【ソウル=名村隆寛】冬場の悪天候にもかかわらず集中的な漁を強いる当局の方針により、北朝鮮漁船の遭難事故が続いている。一方、板門店で銃撃を受けた韓国に亡命した北朝鮮兵士の手術では、内臓からわずかなトウモロコシ片が見つかるなど北朝鮮の栄養状態の劣悪さが証明された。「冬季漁獲戦闘」と称した食糧確保の背景には、慢性的な食糧不足に加え、国連など国際社会の対北制裁による北朝鮮経済の一層の逼迫(ひっぱく)がありそうだ。 国策として北朝鮮は、10月の時点で冬の積極的な漁を奨励。朝鮮労働党機関紙、労働新聞(7日付)は社説で、冬場の漁業期の始まりに合わせ、「社会主義の海の香りが全国にあふれるようにすべきだ」と漁業での成果を挙げるよう呼びかけていた。 民主朝鮮(10月14日付)は、内閣拡大総会(日時不明)で「水産省をはじめ当該の各省・中央機関と各道人民委員会が漁船の稼働率を高め先進技術を積極的に導入し、『冬季漁
非核化交渉、夢見るな=「取引しない」と北朝鮮 【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は4日配信した論評で、「米国は、核武力完成の終着点に至ったわれわれが強引な要求に応じるという妄想を捨てなければならない」と主張、「特に、われわれとの非核化交渉は夢にも見てはならない」と述べた。 論評は「対話には反対しない」としながらも、「最高利益と人民の安全に関連する問題では絶対に取引せず、そのような対話や交渉には少しも関心がない」と断言した。 非核化を目的とした協議を拒否する立場を改めて明確にする一方、核戦力の「完成」を強調し、核保有を前提とした対話には応じる余地を残した形だ。(2017/11/04-16:30) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
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