【バクー=松本眞志】アゼルバイジャンの首都バクーで開かれた第18回非同盟諸国首脳会議は26日、「バクー宣言」と最終文書、関連文書を採択して閉幕しました。宣言は、非同盟運動として「国連憲章の目的と原則、条文を厳しく守る」と表明。国連の持つ「豊かな多様性」を「排除せず尊重すべきだ」として、「特定のモデルや制度をどの国に対してであれ押し付けようとすることに反対し、対話と寛容を促すことを約束する」と強調しました。 「国際的に戦争に反対し平和を支持することに関して非同盟運動の立場と役割を強める」と表明。「大量破壊兵器なかでも核兵器が存在するためにもたらされる脅威を根絶する努力をこれまで以上に強め」「核兵器のない世界の実現のために活動するよう決意する」と述べています。 最終文書では、2017年7月に核兵器禁止条約が採択されたことを指摘。同条約が「発効すれば、核兵器の全面廃絶という目的の達成を促すことに