スラヴ研究 45号 Copyright (c) 1998 by the Slavic Research Center( English / Japanese ) All rights reserved. 目 次
お知らせ (緊急アピール) 私たちはロシアによるウクライナ侵攻に断固として反対します 私たちスラブ・ユーラシア研究センターの研究者は、2022年2月24日に開始されたロシア軍によるウクライナ侵攻を断固として非難し、脅威にさらされているウクライナの市民、および戦争に反対するロシアの市民との連帯を表明します。 (2022年2月25日15時 3月1日一部修正) 【ロシアのウクライナ侵攻 緊急特集コーナー】 (2024年2月16日更新) (総長メッセージ) ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻について 2024年度中村・鈴川基金奨励研究員の公募 (締切:2024年4月24日) Call for Papers "Buryatia: Bridging Siberia, Russia, and Eurasia" (締切:2024年5月15日(水)) 助教としてガブランカペタノヴィッチ=レジッチ・ヤスミ
106 インドと旧ソ連・ロシア-国際関係の連続性と相違 吉田 修 はじめに 約 10 年の空白を経て、インドと旧ソ連諸国、中でもロシアとの関係が、新たな展開を見 せ始めた。ウラジミル・プーチンがロシアの大統領に就任して以来、繰り返し「戦略的パー トナーシップ」 が強調されている。 この印露間の新たな蜜月は、冷戦終結前の印ソ関係の復 活と見てよいのだろうか。 しかしながら、このように問い掛けるや、その問いの内容が実は明確ではないことに気 づく。冷戦期におけるインドとソ連の関係が特殊であったことは、よく知られている。だ が、 なぜそうであったのか、 またどのように特殊であったのかについては、必ずしも十分な 説明がなされていない。なぜ、に対する国際関係からの代表的な説明は、米国の、いわゆる パキスタン「傾斜」政策の反動とするものであろう1。また、国内政治的には、インディラ・ ガンディー首相が与党
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