【ワシントン=中村亮】米国防総省のライダー報道官は2日、記者団に偵察用気球が米本土上空を飛行していると明らかにした。国防総省高官は「中国の気球であると確信している」と説明した。「現在の飛行経路は機密に関わる多くの場所を通る」と指摘し、軍事施設の偵察を試みている可能性を示唆した。国防総省高官によると、気球は民間機の一般的な飛行高度よりも高い位置を飛行している。数日前から米本土の上空を飛行している
<今週インドが射程5000キロ超のICBM「アグニV」の発射実験に成功したことを発表。インドは中国全土が核攻撃の射程内に入ったと主張している> 今週18日、インドは東部オリッサ州沖合の発射施設で、核弾頭が搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)「アグニV(ファイブ)」の5回目の発射実験に成功した。 今回の実験はアグニV開発の最終段階で、これによって陸上発射型ICBMとして実践配備に一歩近づいた。CNNによればアグニVの射程距離は約5000キロ以上で、中国北部までが射程内に入る。 インドのニルマラ・スタラマン国防相は18日、「本日午前9時53分、インドは射程5000キロのICBMアグニVの発射実験に成功した。ミサイルキャニスターはインド製で、ロケット装置は3段式。オリッサ州沖のアブドゥル・カラーム島から発射された」とツイートした。 アグニVはインドの防衛研究開発機関(DRDO)が進めるアグニ
ワシントン(CNN) 北朝鮮が28日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、米国防関係者が「KN22」という名称を使い始めた。この名称は、今回発射されたミサイルが新型ICBMだったという見方が米国内で強まっている表れだと、国防当局者は話している。 7月に2度にわたって発射されたミサイルは、「KN20」と分類されていた。 北朝鮮は今回のミサイル発射について、新型ICBM「火星15」の実験を行ったと主張。朝鮮中央通信(KCNA)は、「超大型の重量弾頭」を搭載できる能力があり、米本土の攻撃も可能だと伝えていた。 米国務省のティラーソン長官は30日、中国に対し、北朝鮮に対する圧力を強めるために「石油でもっとできることがある」と強調。「石油を完全に停止しないまでも、もっと抑えてもらいたいと頼んでいる。北朝鮮が前回テーブルに就いた時は、石油の供給カットが最も効果的だった」と指摘した。 関係者
<北朝鮮の存亡を賭けた独裁者の狙いは平和条約調印と南北統一。一枚上手の金正恩に日本のミサイル防衛も憲法も歯が立たない> 北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)開発が急テンポで進んでいる。北朝鮮といえば、半ば鎖国状態のなかで科学者が銃殺に怯えつつ必死で研究を進める国を想像してしまう。だが実際には科学者や技術者はロシアや中国などに留学し、先進技術を自由に移入してきた。 その結果できる「北朝鮮製ICBM」はこれまでのゲームを一変させ、北東アジアの政治地図を塗り替えるだろう。冷戦最後の前線、南北対立は溶融し、北東アジアは諸勢力が相克・提携するバランス外交の場になる。 北朝鮮が核開発を進めるのは、アメリカに政権をつぶされるのを防ぐため。リビアのカダフィ大佐惨殺の背後にはアメリカがいた、同じ目には遭いたくない――金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はそう思い、ICBMでアメリカの手を封じた上で話し合い
朝鮮半島情勢が緊迫する中、中国が7月30日に挙行した大規模軍事パレードが改めて関心を集めている。実戦に近い形式で行われた異例のパレードでは、最新の大陸間弾道ミサイル(ICBM)のほかにも、陸軍特殊部隊やNBC(核・生物・化学兵器)防護部隊が披露された。中朝国境付近では中国人民解放軍の増強も伝えられており、最悪の影響が自国に及ばないよう手を打っているもようだ。 軍事パレードの冒頭を飾ったのはヘリコプター部隊だった。習近平国家主席ら軍首脳らが見守る中、武装ヘリ36機が飛来し、着陸するや数百人の兵士が銃を構えながら展開、敵陣に迫るという実戦さながらの演習が繰り広げられた。 パレード初参加という陸軍の空中突撃部隊で、指揮官は中国メディアに「迅速な機動力と正確な攻撃力を兼ね備え、これからの戦争で重要な使命を担っている」と強調した。 パレードでは、陸軍特殊部隊も登場。全地形対応可能な車両32台に乗った
北朝鮮国内の非公表の場所で発射された北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」。朝鮮中央通信(KCNA)配信(2017年7月28日撮影、同月29日配信)。(c)AFP/KCNA VIS KNS 【7月29日 AFP】(写真追加)レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は29日、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を受けて、増大する北朝鮮による脅威に対して中国とロシアが「唯一無二で特別な責任」を負っていると述べた。 ティラーソン国務長官は声明で、中国とロシアは経済の面で北朝鮮を支えてきた主な国だと指摘し、両国は「地域と世界の安定に対する増大する脅威について唯一無二で特別な責任を負う」と述べた。 中国は北朝鮮にとって最後の主な同盟国となっており、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、国際社会は北朝鮮問題で「冷静さを失
北朝鮮が29日朝、日本海に向けて発射した弾道ミサイルについて、韓国の専門家からは「ICBM=大陸間弾道ミサイルの1段目に束にして使用する、短距離弾道ミサイル、スカッドの発射実験だったのではないか」とする見方も出ています。一方、韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権は、北朝鮮との対話も重視する姿勢を継続していく方針です。 発射されたのは、短距離弾道ミサイル、スカッドの一種と見られていますが、さらに詳しい分析を進めるとしています。 これについて、北朝鮮の軍事情勢に詳しい韓国の専門家は、NHKの取材に対し、「ICBM=大陸間弾道ミサイルの1段目に束にして使用するスカッドの発射実験だったのではないか」とする見方を示しました。 これに先立って韓国軍の関係者も、ICBMの1段目のロケット部分に関係する発射実験だった可能性も念頭に置いていると明らかにしています。 一方、韓国のムン・ジェイン政権は、3日前に医
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