政府は14日、安倍晋三首相が来年1月中旬、エストニアなどバルト3国とブルガリア、ルーマニア、セルビアの欧州計6カ国を歴訪する方向で調整に入った。12~18日の日程を想定している。政府関係者が明らかにした。外務省によると、日本の首相がこれらの国々を訪れるのは初めて。この日程を受け、19、22両日で検討してきた通常国会の召集日は、国会対応への準備のため22日となることが固まった。 首相は訪問先での首脳会談で、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への圧力最大化に向けた協力を要請する見通し。 エストニアは現在の欧州連合の議長国。ブルガリアは来年前半に議長国を務める。