初手ビューラー。 これが私のアイメイクの定石。 短い上に厚い瞼にその半身を覆われたまつ毛を上向きにカールすべく、長年の試行錯誤の末、いつしかこうなった。 メイクに正解も不正解もないとはいえ、これはいわゆる「スタンダード」ではないらしいということは察しがついている。 昨今「他人がメイクしている姿」を気軽に見られるようになったけど、初手ビューラーの使い手にはお目にかかったことがない。 いるんだろうけど、かなりの少数派であることに間違いはないと思う。 そもそも人によって目の形、まつ毛の生え方は様々で、いろんなメイクの方法、手順が存在するし、主流と呼ばれるものはあっていい。 とはいえこの広大なインターネットの海においても「初手ビューラー」の提唱者があまりにも少ない、または深く深くに沈み込んでいると感じたので、メイク、ビューラーに悩める人類にとってひとつの選択肢となればいいと思って、今日はそんな話が