南米ベネズエラで、1975年に生まれた音楽教育システム「エル・システマ」。貧困や少年犯罪の減少など、あらゆる青少年がよりよく生きられる社会をめざして活動してきました。ピースボートは、2007年から19年にかけて毎年のようにベネズエラに寄港。子どもたちが通う音楽練習所で交流を続けてきました。コロナ禍を迎え、練習所や演奏会に集うことができない状況の中、音楽を止めないためにどのような努力をしているのでしょうか? 「エル・システマ」の歴史や音楽プログラムの内容、ピースボート訪問時の様子、さらに海外で始まった新たなエル・システマを紹介しながら、現地ベネズエラ音楽家の現状と声を届けます。 【松村真澄(まつむらますみ) プロフィール】 群馬県出身。2006年よりピースボートのベネズエラ寄港地プログラム担当。音楽、医療、教育、植林、芸術、アフロ文化など、様々なテーマの検証・交流プログラムをコーディネート。
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