韓国で「暴炎」と呼ばれる猛暑が続いていることを受け、韓国政府は7日、7~8月の住宅用電気料金を引き下げると発表した。国民が安心してエアコンを使えるための措置だとし、値下げで生じる見込みの減益分2761億ウォン(約273億円)は政府の予算や基金で補うことを検討する。 今夏、ソウルで観測史上の最高気温を更新する39・6度に達するなど韓国でも記録的な猛暑が続く。熱中症による死者も42人まで増えていることから、文在寅(ムンジェイン)大統領はこの酷暑を「特別災難」と位置づけ、「冷房の使用は基本的な福祉」として引き下げを指示した。 今回の措置で1世帯当たりの…