YouTubeの社会的影響を示す事件として面白かったのでメモ。 8/11に共和党のジョージ・アレン上院議員が、選挙集会でビデオカメラを回していたインド系の青年に対して、「この男、マカカは、我々を追いかけています」「マカカを歓迎しましょう、アメリカにようこそ」と聴衆に紹介。「マカカ」はサルを意味し、欧州の一部でアフリカ移民に対する差別語として使われてた。 学生はインド移民の子でアメリカ市民だったが、実は対立候補である民主党のジェームズ・ウェブ元海軍長官(民主党)陣営のボランティアスタッフで、ライバルの偵察をしていたのだった。こういった対立候補を追い回して、失態を記録する人たちを「トラッカー(追っかけ)」と呼ばれているという。この発言の映像がYouTubeにアップされて話題を呼び、主要メディアでも取り上げられた。 YouTube - Allen's Listening Tour http://