2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、コンビニエンスストアが店頭から成人向け雑誌を撤去する動きが広がっている。業界でいち早く取り組んだミニストップ(本社・千葉市)の藤本明裕社長に、経緯や効果を聞いた。 (聞き手・安藤美由紀) 「女性の利用者が増えている中、熊谷俊人・千葉市長の要請を受け、一七年十二月から同市内、翌年一月から全店舗で販売を中止した。当初は市内だけのつもりだったが、業界四位のわれわれは(全国で)二千店舗しかなく、やめるなら一気にやめてしまおうと。お客さんが喜んでくれることは最初にやった方がいい」