2013年シーズン導入、ライセンス制度の概要公表 Jリーグは17日、東京都内で2013年シーズンから導入する「クラブライセンス制度」の概要を公表した。 競技、施設、人事組織、法務、財務と五つの基準を設け、満たさなければライセンスが交付されず、リーグに参加できない。競技場の入場可能人数(J1は1万5000人、J2は1万人)を満たすことや観客席の3分の1を屋根が覆うこと、マーケティング担当者や下部組織の責任者を置くことを義務づけるなど、達成が必須の47項目を含め、全56項目からなる。 中でも財務基準は日本独自の規則が設けられた。直近の3期連続で赤字となった場合や、債務超過になったクラブにはライセンスが交付されず、日本フットボールリーグ(JFL)など下位リーグへ降格となる。Jリーグによると、10年度終了時で、J1は4、J2は6の計10チームが債務超過になっている。