仙台は14日、来季新監督として、元オーストラリア代表監督で現在は同国Aリーグのセントラルコーストを指揮するグラハム・アーノルド氏(50)の就任を発表した。 現役時代に広島でもプレー経験があるアーノルド氏は、オーストラリア代表FWとして56試合で19得点をマーク。同国代表指導者としてのキャリアも豊富で、06年には名将フース・ヒディンク監督(67)のコーチとして、W杯初出場に貢献(本大会はベスト16に進出)。 自らチームを率いた07年のアジア杯準々決勝ではオシムジャパンにPK戦の末に敗れる激闘を演じた。U-23代表監督としても08年北京五輪出場を達成。10年2月にセントラルコーストの監督に就任し、11~12年のレギュラーシーズンで優勝。プレーオフで優勝した昨季はリーグ最優秀監督に選出されている。