東京の元日本代表DF徳永悠平(31)が、約80メートルもの突破を見せた。3点リードの後半14分。自陣ペナルティーエリア付近でボールを奪うと、仙台ゴールめがけてスタートを切った。MF米本拓司(24)とのワン・ツーで加速すると、前線にいたFW石川直宏(34)とも再びワン・ツーで突破。敵陣ペナルティーエリア内へ進入し、仙台DFを左にかわしながら左シュートを放った。シュートこそGKに当たり防がれたが、ピッチを縦断する80メートルもの独走で、会場を沸かせた。 試合は1失点こそ喫したものの、前半のリードで危なげなく勝利。徳永は「決めないといけない。もっと練習します。最後(疲労物質の)乳酸がたまった。スピードに乗っていたのでいけるかなと思ったんですけど。落ち着いて決められるようにしたいっす」と、自ら演出したビッグチャンスを悔やんだ。
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