AFCアジアチャンピオンズリーグのグループリーグ第6節・浦和レッズ対浦項スティーラーズ戦の終了後に起きた、浦項選手による“テーピング投げ捨て行為”。両チームの選手たちが激昂してあわや乱闘寸前になったこの問題は、日本でもさまざまなメディアで取り上げられたが、韓国ではあまり報じられていない。 そこで『S-KOREA』編集部では『中央日報』サッカー部に所属し浦項スティーラーズを担当するソン・ジフン記者に話を聞いた。今回の事態の真相を探るべく、わざわざ浦項スティーラーズにも取材してくれたソン・ジフン記者は語る。 「日本で思いのほか問題になっていることを浦項のクラブ関係者も驚いています。というのも、まずは問題になっているテーピングですが、選手たちに無礼を働いたという意識はなかったんです。Kリーグではよくあることですから」 Kリーグでは試合を終えた選手がテーピングをその場で外し、ピッチに放り投げてその