東京マッシモ・フィッカデンティ監督(46)が11日、午後練習前、選手・スタッフとともに東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。3年前の当時、セリエAチェゼーナの指揮を執っていた。半年間、日本代表DF長友が所属した直後とあって、日本人関係者から日本の状況を聞いていたという。同監督は「残念な出来事。国レベルで苦しい経験だと思う」と神妙な面持ちで話した。
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<J3:YS横浜1-1秋田>◇第1節◇9日◇ニッパ球 今季から新設されたJの舞台で、秋田はアウェーでYS横浜と引き分け。積雪のため屋外で最終調整ができないまま開幕戦に臨んだが、与那城ジョージ監督(63)が掲げるパスサッカーでサポーターを沸かせた。 秋田にとって、勝ち点1以上の価値がある90分だった。主将のMF熊林が「ペース配分できるほど調整できてない。前半から行けるところまで行くつもりだった」と言うように、序盤からエンジン全開。キャンプで鍛えてきた「止める、蹴る」の基本から細かくボールをつなぐ遅攻と、1本の縦パスで相手DFラインを破る速攻を織り交ぜてYS横浜を圧倒した。18分にはFWレオナルドとMF半田の好連係から相手のハンドを誘ってPKを獲得。狙い通りの先制点に、与那城監督も「前半はみんなよく動けていた」と調整不足を感じさせない内容に目を細めた。 後半に足が止まるのは想定内だった。2月2
東京の日本代表DF森重真人(26)がW杯まで守備の「引き出し」を増やす。フル出場した5日のニュージーランド戦から中2日、ホーム開幕戦で甲府と対戦。代表ではフル出場して、初ゴールという結果を残した一方で、パワーで押し切られて失点に絡む課題も残した。7日、東京・小平市内での非公開練習後、森重は「同じことを繰り返さないためにも、感覚を忘れないままJでやる。引き出しをたくさんもっておくことが大事」と、失敗を糧にする。 そうやって万能型センターバックに成長した。中学時代の広島ジュニアユースでは、浦和DF槙野と2トップを組み「敵無しだったと思います」と足元の技術は武器の1つ。プロ入り後はボランチやサイドバックもこなして、そのたびに引き出しを増やしてきた。3カ月後のW杯で世界と戦うために、センターバックとして一皮むける。
ベテランぞろいの横浜が「レジェンドV」を狙って船出する。2月28日は横浜市内で明日2日の大宮との開幕戦(日産ス)に向け、調整。伝説を意味する「レジェンド」はソチ五輪で2つのメダルを獲得したノルディックスキー男子ジャンプ、41歳葛西の代名詞。横浜もこの流れに乗る。 J1最年長40歳のDFドゥトラを筆頭に30歳代の頼れる「オッサン」が多い。昨季2位の悔しさを糧に今季優勝すれば、平均年齢でJリーグ史上最年長優勝の記録達成は確実だ。年の功、経験は何物にも替え難い財産。「ベテラン1人1人がチームのためにプレーしている。それが若手に手本を示すことにもなっている」と話すドゥトラが左サイドバックに入る開幕予想スタメン平均年齢は30・45歳。これは10年にJ史上最年長でのリーグ制覇を成し遂げた名古屋の同28・04歳を軽~く上回る。 現在ゼロックス杯、ACLと公式戦2連敗中。チームのレジェンド、35歳のMF中
Jリーグは1月31日、JFAハウスで総会、臨時理事会を開き、新理事に野球評論家の小宮山悟氏(48)が就任した。 野球評論家の小宮山氏が「柏サポーターやめない宣言」をした。千葉県柏市出身で、現役時代から熱烈な柏サポーター。「理事という立場上、柏の応援を際立たせることはできない。なのでJリーグに加盟しているチームを一生懸命応援する」と前置きしながらも「特に柏を応援します」と笑顔を見せた。ロッテ、横浜、米大リーグのメッツでプレー経験があり、03年には現役ながら所属チームがないこともあった。「いろんな経験をしたので、それをJリーグに反映したい」と意欲を語った。
INAC神戸が“東京五輪独占計画”をスタートさせる。29日、神戸市内で新体制を発表し、前田浩二新監督(44)と新入団5選手が会見に臨んだ。今季は米女子プロリーグ(NWSL)シアトルへのレンタル移籍が秒読みとなったFW川澄奈穂美(28)ら多くの主力が退団するため、特別メニューで若手を鍛え上げて、6年後には日本代表の先発全員をINAC勢で独占するという「東京五輪プロジェクト」に乗り出す。 昨季はなでしこリーグ3連覇など4冠を達成したINAC神戸が、壮大なプロジェクトをスタートさせる。この日の新体制会見で5人の高校生を加えた常勝軍団は、20年東京五輪で日本代表の先発11人全員をINAC勢で占める計画を温めていた。 強化指定選手として昨季もINACでプレーし、9月に代表デビューを飾った新人DF三宅は「東京五輪は明確な目標であり大きな夢。実現できるよう、計画的にやっていきたい」と話した。 文会長は「
仙台DF鈴木規郎(29)が、黄金の左足で流れを変える。鹿児島キャンプ3日目の28日、ミニゲームで強烈なシュートを放つなど破壊力は健在。かつて「和製ロベカル」と呼ばれた男が、30歳を迎えるシーズンに完全復活を誓う。 ワールドクラスのゴールを生み出してきた左足がベールを脱ぎ始めた。ピッチの半分以下のスペースで行われた10対10のミニゲームで、鈴木が遠めから積極的にシュートを狙う。惜しくも枠を外れたが、圧倒的なスピードでゴールを脅かした。この日の練習でアーノルド監督(50)が掲げたテーマは「打開策を見いだせ」。期待の新戦力は、一瞬でスタジアムの雰囲気を変えられる武器をアピールした。 とにかく「左」にこだわってきた。サッカー以外は右利きだが、ボールを操るのは左足が8割以上。ポジションが決められていない実戦形式の練習でも、左サイドは誰にも譲らない。これまで指導者から「両足で蹴れるようにしろ」と言われ
ヤンキースのイチローや松井秀喜氏ら、一流選手の木製バットを製作してきたプロバットマイスター、久保田五十一(いそかず)氏(70)が引退する。28日、岐阜・養老町内の工場で報告会を行った。 15歳のミズノ入社以来バットを削り続けてきたが、後継者育成にめどが立ったこともあって第一線を退くと決めた。「いろんな選手の方、たくさんのバットの木に支えられて55年間もこの仕事を続けることができました」とあいさつ。「今後は選手の打てる、打てないを心配しないで野球観戦を楽しみたい」と話した。 久保田氏は03年に厚生労働省「現代の名工」に選ばれ、05年には黄綬褒章を受賞している。
最後の「聖地」が赤く染まる! 今季J1の甲府-浦和戦が5月6日に、国立競技場で行われることが27日、分かった。Jリーグ関係者によると国立改修前、最後のJリーグのゲームになるという。東京なども開催を模索していたが、この日までに内定した。同日はゴールデンウイーク最終日。甲府のホーム開催だが、多くの浦和ファンが駆けつけることが予想される。 浦和にとって国立は悔し涙もうれし涙も流した場所だ。02年のナビスコ杯で初めて決勝に進出して鹿島に惜敗。だが翌年の決勝で再び同一カードとなると、4-0の大勝でリベンジし、クラブ初タイトルを獲得した。また05、06年と天皇杯を連覇したのも国立だった。リーグ戦では埼玉スタジアムをホームに戦うが、その一方でカップ戦では何度も聖地で輝いてきた浦和が、聖地を真っ赤なスタンドで飾ることになりそうだ。
J3秋田が21日、秋田県立中央公園で全体練習を開始した。積雪のため体育館での始動になったが、ボールを使ったサーキットトレーニングやミニゲームなど約3時間のハードな内容だった。 開幕定位置争いも始まった。新加入の8選手中、猛アピールしたのが東海大を中退して入団したMF峯勇斗(21)。ミニゲームではMF熊林親吾(32)らの主力組に入り、積極的にボールに絡んだ。与那城ジョージ監督(63)も練習後、「切り替えも早く魅力的。思っていたより動けている」と峯の名を最初に挙げた。 関東大学リーグ2部で入学から2年連続得点ランキング2位。184センチの体で迫力ある突破からゴールを狙う攻撃センスが新里裕之GMの目に留まり、プロの道が開けた。「少しでもレベルの高い、J1に近いところでやりたいと思っていた」。大学ではワントップでプレーしたこともあり「得点王を取るつもりでやります。他の選手に負けたくない」と、3月9
J2岐阜のラモス瑠偉新監督(56)が21日、岐阜市内のホテルで会見した。 東京Vを率いた07年以来のJリーグ復帰で、J2でも下位に低迷するチームの再建を託された。 会見には報道陣約100人が集まり、ラモス監督は「いろんな人から電話をもらい『本当に岐阜でいいんですか?』『岐阜(の状況)をご存じですか?』と言われた。僕を必要としてくれるのならば、逃げてはいけない。強いチームを作る」と所信表明した。 さらに指揮官は「相手をビビらせる。熱い声援をお願いしたい」と語った。 元日本代表のGK川口能活とDF三都主アレサンドロを補強。就任1年目から、J2の台風の目になる意気込みだ。 岐阜はこの日、午後からラモス新体制の下で練習をスタートさせる。
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