オーストラリア政府が、超高速ブロードバンドを普及させるために、同国最大の通信会社であるテルストラから固定通信事業を1兆円で買い取って別会社とし、さらに3兆円を追加投資してFTTHを普及させようとしているという記事。 「光の道」という言葉が入ってて妙な解釈をする人が出てきそうなので、少し調べてみる。 オーストラリアの人口は2,100万なので、日本の6分の1くらい。国土は広いが、都市への人口集中が進んでいることでは世界でもトップクラス。記事では「国民の約93%をカバーする」となっているが、主要都市とその近郊までということだろう。日本より狭いな。 カバー率から計算すると、対象世帯数は800万世帯くらい。追加投資費用を1世帯あたりにすると、40万円くらいを投資することになる。なんだか、ものすごい金額だ。 この計画の概要を説明する資料には、現在のオーストラリアのブロードバンド環境を示すグラフがあるが