ローマ法王フランシスコは、「神はわたくしたちを救ってくださる。神を信じていない者も含めてすべての人を。」と発言して、世界中を驚かせた。無神論は、世界観の説明に神の存在、意思の介在などが存在しない、または不要と主張する考え方である。 無神論者は世界のどれくらいいるのだろう?各国の世論調査団体が加盟するギャラップインターナショナル(WIN/Gallup International)が行った最近の世界40ヶ国5万人以上の人々に対して行った調査によると、自分が無神論者だと思っている人は世界人口の13%という結果が出た。 ※地図クリックで拡大表示できます この画像を大きなサイズで見る 以下はワシントンポスト誌による考察である。 もっとも無神論者が多かったのは中国で、驚くことに47%にもなる。というのも、中国には信仰について複雑な歴史がある。この国は組織化された宗教というものに対して根深い懐疑心があり