元FIA会長のマックス・モズレーが、癌でなくなったことを家族が発表した。享年81歳。 弁護士で元レーシングドライバーのマックス・モズレーは、様々なモータースポーツカテゴリーで大きな成功を収めた。そして、1970年代にF1で3勝を挙げたコンストラクターズ兼レーシングメーカーのマーチ・エンジニアリングの5人の創設メンバーの一人だった。 FOCA(Formula One Constructors' Association)内のマーチの代表となったマックス・モズレーは、そこでFOCAのボスだったバーニー・エクレストンと親しくなり、その後、組織の公式法律顧問に就任。F1とチームを繋ぐ非常に重要な拘束力のある商業および財政契約であるコンコルド協定の初版の作成者の一人となった。 政治的洞察力をもったマックス・モズレーは、1991年にモータースポーツの統治機関であるFISA(国際自動車スポーツ連盟)の会長
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