1 前書きと過去の定説の超スピード解説 今回からいよいよ、このコーナー本来の目的だった、「日本語系統問題」の学説史について解説します。 しかし、この題名,一体何なんでしょう?ムー大陸だなんて,いかにも怪しい。しかし、前回同様、すごく、まともなお話しなんです。 でも、ちょっと羊頭狗肉ということはあるかもしれないので、そこんところは、よろしくです。 さて、この解説、基礎知識が全くなくても、読めるように書いてるつもりなんですが、やはり、最低限の基礎知識というものがあるので、そこんところから説明します。 「日本語はアルタイ語族に属する言語と考えられている。」 てなことを,どこで聞かれたことはないでしょうか? (まあ、知らなくてもいいんですけど。) 「アルタイ語族」というのは、モンゴル、トルコ、ツングースなど、アジア大陸の広大な領域に分布する、かつての(あるいは現役の)遊牧民族や狩猟民族の言語で
漢字は 3500 年以上の歴史を持つ、現存する最古の文字体系である。中国の四川省や雲南省などに住む彝(い)人が使う彝文字も同じくらい古い可能性があり、両文字は何らかの関係があると主張する学者もいるが、現在彝文字は規範彝文(きはんいぶん)と呼ばれる音節文字に変わっており、本来の表意文字の体系を失っている。従って漢字が最古であることに違いはない。 諸橋轍次が編纂した大漢和辞典は、日本が誇る漢語研究の金字塔であり、収録する漢字数は五万を超える。現在使われる漢字は大体同じような画(かく)を持っており、縦棒、横棒、はね、はらいなど、共通の画を組み合わせて漢字を構成するが、大漢和辞典にある五万の漢字のごく一部は、見慣れない不思議な画を持っている。このような漢字のほとんどは、まだ画が固定化していない頃の非常に古い漢字が字典の中に生き延びたものである。いわば漢字のシーラカンスだ。これら生きた化石の中で、最
まだ会ったことのない人と電話で話をしていて、よくあるのが、「では、資料をお送りしますので、メールアドレスを教えてもらえますか?」という終わり方。ところが、この口頭でメールアドレスを教えるのが案外難しい。 何しろ、1文字でも間違ったらメールが届かないわけで、相手は送ったつもりになっているし、待つほうも待ちぼうけとなってしまう。 口頭でメールアドレスを正しく伝えるにはどんな方法があるだろうか。 フォネティックコードを使う 昔から無線や電話で記号を伝えるとき、同音異義語や発音が似た言葉を聞き違えなく伝えるために「フォネティックコード」というものが使われてきた。有名なのは、航空業界や軍隊(NATOが有名)で使われているもので、「A」を「Alpha(アルファ)」、「B」を「Bravo(ブラボー)」と呼んでいくものだ。 文字 英字 カタカナ A
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