インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で、暴力による解決を批判してきた著名な人権派のジャーナリストが殺害され、非難の声が高まっています。 ブハリ氏は、地元の新聞「ライジング・カシミール」の編集長を務め、イギリスの公共放送BBCにもたびたび記事を投稿していました。 地元の警察によりますと、ブハリ氏は14日にインド北部のジャム・カシミール州のスリナガルにある事務所を出て、車に乗ろうとしたところ、待ち伏せしていた3人の男に銃で撃たれて死亡しました。 ブハリ氏は人権派のジャーナリストとして知られ、カシミール地方でインド政府機関の襲撃を繰り返す武装勢力や、市民の犠牲をいとわず強硬な取り締まりを行うインドの治安部隊の双方を非難し、記事を通して平和的な解決を訴えていました。 カシミール地方をめぐっては、14日に国連人権高等弁務官事務所が、インドとパキスタンが長年にわたり領有権を争っているカシミー
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