神奈川県の東名高速道路でのあおり運転をきっかけに家族4人が死傷した事故に関連して、インターネット上に書き込まれたうその情報で精神的苦痛を受けたなどとして、北九州市の建設会社の社長が、書き込みをした8人に損害賠償を求める訴えを裁判所に起こしました。 この事故に関連してインターネット上では、被告と全く関係がない北九州市の「石橋建設工業」について、「男の勤務先だ」などとうそが書き込まれ、11人が書類送検されて、その後、全員が不起訴になりました。 これについて石橋秀文社長は、会社には多い日で1日100件以上の嫌がらせの電話が相次ぎ、休業を余儀なくされたほか、社長や家族もひぼうや中傷を受けたとして、示談が成立するなどした3人を除く8人に、合わせて880万円の損害賠償を求める訴えを、7日、福岡地方裁判所直方支部に起こしました。 石橋社長はNHKの取材に対し、「大きな苦痛を受けたのに8人からは謝罪もなく