欧州、広がる反マスク 「自由の侵害」と反発―新型コロナ 2020年08月10日07時06分 「マスクを外そう」と書かれたプラカードを手に行進するドイツの反マスクのデモ参加者=1日、ベルリン(AFP時事) 【パリ時事】新型コロナウイルスの感染が再び拡大している欧州で、政府のマスク着用義務化に反発する動きが広がっている。賛同者の多くは「ウイルスを防ぐ効果はない」と主張し、ドイツや英国でデモを実施。フランスでもデモ開催が呼び掛けられており、当局は警戒を強めている。 マスク戦争勃発?なぜアメリカ人はマスクを嫌がるのか マスク反対派の多くは、マスクを着用するかどうかは個人の自由だと主張。「暑い」「息ができない」などの理由も挙げる。 ベルリンでは今月1日、約1万7000人がマスクを着けずに、「われわれの自由が侵害されている」などと書かれたプラカードを掲げて行進。参加した男性はロイター通信に、「私たちを