今月のマネーハック、テーマは「共働き」です。実は共働きのあり方を夫婦がしっかり考えることはマネープランの大きな改善につながります。前回も述べましたが、正社員で共働きすれば生涯賃金4億円以上も難しくありません。場合によっては夫婦で5億円以上を稼げることもあります。そのカギを握っているのは女性ではなく、むしろ男性です。男性の日常生活そのものが共働きを続けるポイントになります。 夫婦がともに働く社会になっているにもかかわらず、夫婦がともに家事育児をしていないのが現状です。これでは女性が年収をアップするチャンスに大きな制限がかかっていることになります。 内閣府男女共同参画局の2016年「社会生活基本調査」によれば、6歳未満の子どもを持つ共働き世帯の夫の家事育児関連時間(「介護・看護」「買い物」時間も含む)は週平均で1日1時間24分だったそうです。 これに対して、共働きをしている妻は6時間10分を家