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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (11)

  • 加害者証言抑止装置としての「戦友会」 - 読む・考える・書く

    都城23連隊兵士の陣中日記をめぐる騒動 先日、南京戦当時のカメラの値段について書いたが、話の発端となった朝日新聞の記事は、南京戦に従軍したある兵士が書いた陣中日記を紹介したものだ。 朝日新聞(1984年8月5日): 南京虐殺、現場の心情 宮崎で発見 元従軍兵士の日記 日中戦争中の昭和十二年暮れ、南京を占領した日軍が、多数の中国人を殺害した「南京大虐殺」に関連して四日、宮崎県東臼杵郡北郷村の農家から、南京に入城した都城二十三連隊の元上等兵(当時二三)の、虐殺に直接携わり、苦しむ心情をつづった日記と惨殺された中国人とみられる男性や女性の生首が転がっているシーンなどの写真三枚が見つかった。 (略) この日記は、縦十九センチ、横十三センチで約四百ページ。昭和十二年の博文館発行の当用日記が使われ、元日から大みそかまで毎日、詳細に記録されている。(略) だが、十五日には「今日、逃げ場を失ったチャンコ

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  • 米海兵隊を沖縄に引き止めたのは日本政府。しかも二回も。 - 読む・考える・書く

    少女レイプ事件から始まった辺野古「移設」問題 辺野古新基地建設を求めたのは日側 沖縄「返還」時にも日政府は海兵隊を引き止めた そもそも沖縄に海兵隊がいるのも日のせい 少女レイプ事件から始まった辺野古「移設」問題 沖縄の米軍基地問題の大半は海兵隊に起因すると言ってもいい。沖縄に駐留する米軍部隊の中でも最も広い施設面積を占有し、また最も多くの事件・事故を引き起こしているのが海兵隊だ。 1995年、その海兵隊員2名を含む3名の米兵が起こした少女レイプ事件をきっかけに「世界一危険」と言われる海兵隊普天間基地の返還問題が日米政府間で協議され、翌96年12月、キャンプ・シュワブ沖(辺野古)に海上施設を建設することを条件とするSACO最終合意が決定された。 これが、現在にまで至る辺野古「移設」問題の始まりである。 日政府や右派マスコミは、辺野古新基地建設に反対する運動が普天間の返還を妨げているか

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  • 沖縄独立はもはや絵空事ではない - 読む・考える・書く

    東京新聞(12月3日朝刊)の「私説 論説室から」に、「沖縄独立論をあざけるな」と題した、白鳥龍也編集委員の署名記事が載っていた。 沖縄独立論をあざけるな 九月の沖縄県知事選で辺野古新基地反対の民意を重ねて示すも、建設を強行する国。沖縄の苦難解消の糸口は一向に見えない。 そんな「構造的差別」の打破には「沖縄のことは沖縄で決める」との自己決定権の確立と行使しかない。そう考える県民が増えている。近年は「独立」も真剣に議論される。 二〇一三年に設立された県民有志の「琉球民族独立総合研究学会」によると、県民投票で支持を得て県議会の議決後に知事が独立を宣言、国連が認めれば独立は可能という。 その暁には非武装中立を「国是」に米軍、自衛隊の全基地を撤去。国際機関誘致や中継貿易を軸にアジアの懸け橋として発展を遂げることを構想する。一定の説得力はあろう。土側からは「中国に乗っ取られるだけ」とあざける声が聞こ

  • 天皇裕仁のワースト・オブ・クソ「思し召し」大会 - 読む・考える・書く

    特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 戦争終結は「もう一度戦果を挙げてから」(1945年2月)→東京大空襲、全国焦土化、沖縄戦 「海軍にはもう艦はないのか?」(1945年4月)→大和特攻、2時間で4千人戦死 沖縄をアメリカに売った「天皇メッセージ」(1947年9月) 戦争責任は「言葉のアヤ」、原爆投下は「やむを得ない」(1975年10月) こちらの記事へのコメントで要望を頂いた件、面白そうなのでやってみた。 昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」と言えば、すぐ思い当たるのはつぎのようなものだろう。 特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 海軍特攻隊の生みの親と言われる大西瀧治郎は、必ずしも特攻作戦に積極的ではなく、これを「統率の外道」と呼び、こんなことまでしなければ戦えない状況になっていると知れば、天皇が戦争を止めてくれるだろうと期待していたと言

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    G1Xir3um
    G1Xir3um 2018/08/17
  • 【緊急】東京都の迷惑防止条例改正案は「抗議の自由」を封殺する現代の治安警察法【危険】 - 読む・考える・書く

    このところ目立った動きが見えなかった小池百合子東京都知事だが、こっそりととんでもない条例案を出してきていた。 それも、3月19日(明日!)審議、22日採決、29日成立を目指すというのだから、まさに緊急事態と言っていい。 blog.livedoor.jp (拡散)森友文書改竄で社会が大揺れの中、市民運動などの弾圧が可能となる警視庁が提出した「東京都迷惑防止条例(改正)案」が3月19日「警察・消防委員会」で審議、22日採決、29日の都議会最終日に成立する恐れがあります。緊急に条例改正反対の要請書を委員会にFAXするなどの対応が必要です。 pic.twitter.com/cTdn7KvFg3 — Siam Cat_036 (@SiamCat3) 2018年3月15日 東京都迷惑防止条例「改正」に反対する要請書 とりあえず、OCRかけてテキストここに置いておいたで。FAXしてみようやー。 #fro

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  • ネトウヨと極右新聞が捏造する現代の軍国美談 - 読む・考える・書く

    大半がフェイクニュースだった「軍国美談」 大日帝国が周辺諸国への侵略を繰り返していたあの忌まわしい時代には、犠牲を強いられる臣民(特に近い将来「忠良なる皇軍兵士」となるべき少年たち)を戦場に駆り立てる手段として数多くの「軍国美談」が作られ、新聞や教科書、児童文学などを通じて盛んに宣伝された。 しかし、その大半が事実を巧妙に改変したものであるか、あるいはまったくの創作だった[1]。 美談「水兵の母」が収録された戦前の小学校5年用国語教科書。(略)=資料写真//ハンギョレ新聞社 (略) ■ ねつ造された「水兵の母」 国民を戦争に動員するために日政府が最も心血を注いだのは「戦争美談」だった。 当時の小学校5年用国語教科書に収録された美談「水兵の母」を見よう。 明治27~28年、戦争(日清戦争)が終わらんとしている時であった。ある日、軍艦高千穂の一水兵が手紙を読みながら泣いていた。通りかかった

    ネトウヨと極右新聞が捏造する現代の軍国美談 - 読む・考える・書く
    G1Xir3um
    G1Xir3um 2018/02/07
    利用される文脈を考慮すれば、実話だとしても構えてかからざるを得ないヤツ。ほぼ間違いなく、問題点をずらしにかかっている。/産経の記事はそれがとても分かりやすく、教材としてはうってつけ。
  • 見た目よりはるかに危険な憲法9条への自衛隊追記 - 読む・考える・書く

    安倍晋三は最近、憲法9条の1項2項は残したまま、3項を新設して自衛隊保持を書き込むという、従来の自民党改憲草案とも異なる奇妙な案を主張しだしている。一見、既成事実を追認するだけで大したことではないように見えるこの改憲案がどれほど危険か、福島雅典氏(京大名誉教授)の指摘が重要なポイントを突いていたのでメモ。 東京新聞(7/30): (略) 事実上の軍隊である自衛隊を明記すると、国に憲法上の義務が生ずる。すなわち、国は紛争を抑止するに足る兵力と装備に責任を持たねばならない。自衛隊はすでに集団的自衛と称し、海外で米軍と行動を共にしている。9条に自衛隊を明記することで、この先、どれだけの兵力・装備が要るようになるのだろうか。そもそも自衛隊の人員は足りるのか。それどころか、志願者はほとんどいなくなることが想定される。 となれば、憲法13条の「公共の福祉」に基づいて国民に応分の負担が求められることにな

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  • 軍艦スケッチ事件から見る『この世界の片隅に』のリアリティへの疑問 - 読む・考える・書く

    遅ればせながら(私はいつも遅ればせなのだが)右から左までどこを向いても絶賛の嵐のアニメ映画『この世界の片隅に』を見た。 全体としての感想はだいたい以下に引用したツイートと同じ。一言で言えば「ロクなもんじゃない」ということ。 「この世界の片隅に」では戦時中の全体主義も今の日社会によくある世間以上のものではなく、戦争については庶民は抗いようもなく、みんなが苦しんでみんなが健気に助け合って生き抜いたんだと。現憲法の基的人権も女性の権利もない状態で、女性を含め庶民は今よりもむしろ穏和で微笑ましかったと。 — KaSuehiro (@KaSuehiro) 2016年12月11日 「この世界の片隅に」は当に警戒すべき作品になってしまった。あの手の人たちがこの作品を利用してほざく「戦時中でも笑いがあり、愛に満ちたささやかな日常があったという真実が描かれていた」だからなんなんだよクソッタレ — 鮎@

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    G1Xir3um
    G1Xir3um 2017/11/05
    "周到な考証に裏付けられているというそのリアリティ"に関する疑義なのだから、ファンタジー(物語)として楽しんだ人が激高する必要はないのよ。/フィクションにおけるリアリティってなによ、ってのはある。
  • 中国人は日本軍を歓迎した? そりゃするだろう。逆らえば命がないんだから。 - 読む・考える・書く

    【卑劣】学び舎教科書採択校に右派が集団攻撃 侵略軍を現地住民が「歓迎」するのは当然の生存戦略 しかし、相手が悪ければいくら「歓迎」しても無駄 【卑劣】学び舎教科書採択校に右派が集団攻撃 難関校として有名な私立灘中(神戸市)をはじめ、学び舎の歴史教科書「ともに学ぶ人間の歴史」を採用した中学校に、右派からの抗議・恫喝が殺到しているという。 毎日新聞(8/8): 教科書 慰安婦言及 灘中など採択学校に大量の抗議はがき 慰安婦問題に言及する歴史教科書を採択した全国の国立、私立中学校のうち判明しただけで11校に昨年、内容が「反日極左」だとして採択中止を求める抗議のはがきが大量に送られていた。「執拗(しつよう)な電話もあり脅迫のようで怖かった」と語る教諭もいる。(略) 慰安婦問題を取り上げたのは、出版社「学び舎」(東京都)発行の検定教科書「ともに学ぶ人間の歴史」。この教科書について、産経新聞は昨年3月

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  • 蓮舫が戸籍の開示などしてはならないこれだけの理由 - 読む・考える・書く

    蓮舫民進党代表の「二重国籍疑惑」が、また騒がれている。特に問題なのは、先日の東京都議選での敗北にからめて、問題解決のために戸籍を開示しろなどという要求が、民進党内部から出てきていることだ。 都議選の大敗を受けて、何をすべきか。課題は沢山あるが、まずは、蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ。この問題をうやむやにしてきたから、うちの党はピリッとしないのである。今でも多くの人から、あれはどうなんだと聞かれる。 — 今井 雅人 (@imai_masato) 2017年7月8日 だが、正直僕自身も蓮舫代表の二重国籍に関して真実がまったく分からないので説明のしようがない。仲間である我々ですら分からないのだから、一般の人は尚更だ。遅きに失した感があるのは勿論だがやらないよりはよっぽどまし。自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけないと思う。 — 今井 雅人 (@imai_masato

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    G1Xir3um
    G1Xir3um 2017/07/17
    懇切丁寧極まる。/内部抗争いいかげんにしろや。
  • 小林よしのり徹底批判(14)【番外編】なぜ小林を許してはならないか - 読む・考える・書く

    小林よしのりがリベラル化? 小林を許してはならない理由 理由1 小林にはネトウヨの製造物責任がある 理由2 小林は差別者 小林が共謀罪に反対するというなら、好きにさせればよい 小林よしのりがリベラル化? 最近、小林はしばしばリベラルっぽい発言を行うようになってきており、この変化を評価する人々もいるようだ。 例えば4月25日の衆院法務委員会でも、共謀罪について参考人(民進党推薦)としてこんなことを述べている[1]。 わしは権力のない一市民だが、物を言う市民だ。ほとんどは、物を言わない市民。切羽詰まって、何かをしなければという感覚になるとは思っていないから、たとえ監視されても、安全なほうがいいと思っているだろう。だが物を言わない市民が、あるとき、物を言う市民に変わることがある。子どもが被害に遭うとか、切羽詰まれば、物を言わざるを得なくなる。 物を言う市民をどう守るかは、民主主義の要諦。そういう

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