競馬で勝つことの難しさについて、浅田次郎さんが書いていたことを思い出します。 うろ覚えで申し訳ないのだが、浅田さんはこう言っていました。 競馬での収支というと、みんな買った馬券と配当金だけを比べて「いくら勝った!」とか言ってしまいがちだけれど、競馬場に行くまでの電車賃とか競馬新聞や情報誌にかけたお金もコストに含めて考えるべきだ。 いや実際、競馬って賭けた時点で胴元である日本中央競馬会に賭け金の20〜30%は持っていかれているわけです。 勝馬投票法ごとの払戻率 賭けた時点で、ほぼ「負け確定」みたいなものです。 まあ、そんなことはみんな百も承知で、人生に起伏が欲しくて賭けている、というのも事実なのですが(僕にもそういうところがあるし)、世の中そんなに甘くはない、ってことですよね。 堀江貴文さんや林修先生も競馬にハマって、馬券で食べていこうと思ったことがあったそうですが、彼らのような天才でさえ、