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2011年7月24日のブックマーク (9件)

  • スティッチ:「理性の自然選択」説の困難 - まとまり日記

    クワインとソーバーは、全体としてヒトの理性が自然選択によって進化してきたというシナリオに好意的な立場だった。これに対してスティッチは The Fragmentation of Reason: Preface to a Pragmatic Theory of Cognitive Evaluation (MIT Press) 作者: Stephen Stich出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 1993/03/02メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るの第三章で、こうした素直なシナリオが直面する困難を提示した(翻訳は『断片化する理性―認識論的プラグマティズム (双書現代哲学)』)。 スティッチは、こうした「自然選択→理性」説は次の二つの前提をもっているという。 1. 自然選択は、うまくデザインされた性質・システムを生み出す。

    スティッチ:「理性の自然選択」説の困難 - まとまり日記
  • 盛山和夫著『社会学とは何か』を批判的に読む | Theoretical Sociology

    社会学とは何か―意味世界への探究 (叢書・現代社会学) 社会学とは何か―意味世界への...の他のレビューをみる» 盛山 和夫 ミネルヴァ書房 ¥ 2,940 (2011-02) 書は盛山社会学の到達点を初学者向けにわかりやすく説いたもので、専門書というよりは入門書である。以下はこの書評を書くためのメモである。 痛快・伝奇的剣豪小説? 私は書を読んで山田風太郎の『魔界転生』を思い出した。『魔界転生』とは、主人公である柳生十兵衛が、魔界から魔人として蘇った宮武蔵、荒木又右衛門ら名だたる剣豪たちと対決し、勝利する物語である。盛山は書の中で、G. ジンメル、G. H. ミード、M. ヴェーバー、T. パーソンズ、N. ルーマン、J.S. コールマン、といった古典的な社会学者たちを鬼籍からよみがえらせたうえで次々に対決し、鮮やかに切り捨てていく。そのような一風変わった剣豪小説を楽しみたい

    盛山和夫著『社会学とは何か』を批判的に読む | Theoretical Sociology
  • SYNODOS JOURNAL : 日本の職場の「窮屈さ」について 筒井淳也

    2011/7/2011:30 日の職場の「窮屈さ」について 筒井淳也 東日大震災は日の社会・経済にとって大きなショック要因となっている。と同時に、電力不足という課題はより構造的な変化を社会の様々なところに要請している。多大な犠牲をともなう災害ではあったが、何かしら社会が良い方向に変わるきっかけになるのなら、それを活かさないことは誰にとっても意ではないだろう。 みなさんは、日の職場は世界でトップレベルに「窮屈」であるという事実をご存知だろうか? 窮屈というのは空間的な意味ではなく(それもありそうだが)、自分の自由裁量で働く余地が少ない、ということである。よくいわれる有給休暇の取得率の低さなどから日の職場の窮屈さを推し量ることができるが、もっと直接的にそれを示すデータあるので、紹介しよう。 データは代表的な国際比較可能なサーベイであるInternational Social Sur

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    Gen 2011/07/24
  • ニュース - 科学&宇宙 - “ポストシャトル”、米宇宙計画の行方(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

    米国時間7月8日のスペースシャトル「アトランティス」打ち上げによって、30年にわたったスペースシャトル計画が終焉を迎えた今、米国の宇宙飛行に次なる革新をもたらさねばならないというNASAへのプレッシャーは次第に強まっている。 しかし、月に再び人類を送り込もうというコンステレーション計画が打ち切りになったことで、米国は“有人飛行の空白期間”を迎えようとしている。米国が人間を宇宙に送り込める乗り物を持たない期間は、今後5年間に及ぶ見通しだ。 この空白期間中、米国が宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へ送り込むためには、ロシアの宇宙船ソユーズの座席を購入するしかない。これには往復飛行で1座席5100万~6300万ドルかかる。 有人飛行に空白期間ができるのは、NASAにとってこれが初めてではない。例えば、1981年のスペースシャトル打ち上げは、1975年のアポロとソユーズの合同ミッション以来

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    Gen 2011/07/24
  • 「教育さん」論序説 - もどきの部屋 education, sociology, history

    「○○序説」というタイトルの論文や著書にろくなものはない(経験則)。 前エントリの最後では、「教育」を内在的に語ろうとするとき、人はみな「教育さん」になってしまう、それはなぜなのか、という形で「教育さん」問題を定式化した。 当然、「教育さん」とは何なのか、それをまず提示(定義)してくれ、と求める声もあるだろう。しかし、「教育さん」とは何なのかという問いに十全に答えることができるとき、すでに「教育さん」問題というのは解かれてしまっている、その問題が解かれる段階に至るまでは「教育さん」とは何かという「定義」を下すことはできない、そのようなものとして「教育さん」はある、このことは確認しておきたい。 「教育さん」とは誰か、それは「教育」を語るときに誰もが陥ってしまう、そのような存在である。 「教育」を語るとき、言う必要もないはずのある種の「過剰」を抱え込む、あるいは、「教育」を語るために援用する理

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  • リスク社会論と中国 - 梶ピエールのブログ

    このところ、リアルもネットも震災と原発をめぐる問題が多くの人の関心を占めていて、中国への関心は二の次だったというのが正直なところだろう。だが、この数ヶ月の間に、中国の社会では非常に重大で根的な動きがいくつも生じているし、個人的にそれらの現象と日の3.11以降の状況とは、どこかで深くつながっているような気がしてならない。 その「つながり」を考える際の一つのキーワードになるのが、「リスク社会」ではないだろうか。いうまでもなく、「リスク社会(危険社会)」とは、ドイツの社会学社ウルリヒ・ベックによって提唱された、「産業社会」に対比される、後期近代における社会のあり方を象徴する概念である。前近代社会並びに産業社会においては、人間の生活に訪れる脅威・恐怖は災害や感染症といった自然に起因するものであり、前近代においてはそれを宗教や伝統的な慣習によって、産業社会においては科学やテクノロジーによって「克

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    Gen 2011/07/24
  • Norway police say 85 killed in island youth camp attack

    Adrian Pracon says he played dead to try and avoid the gunman on Utoeya At least 85 people died when a gunman opened fire at an island youth camp in Norway, hours after a bombing in the capital Oslo killed seven, police say.

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    Gen 2011/07/24
  • ノルウェーテロ:「寛容な社会」憎悪か - 毎日jp(毎日新聞)

    「平和の国」ノルウェーを襲った22日の連続テロ事件は、当初はイスラム過激派の犯行を疑う見方もあった。だが、逮捕されたのは逆に欧州で増加するイスラム系移民に反発する極右思想の青年だった。事件の動機と背景を探った。【ロンドン笠原敏彦、前田英司】 ◇容疑者は極右青年 ノルウェーからの報道によると、警察当局に逮捕されたのはアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)。インターネットへの投稿や地元メディアの報道から浮かび上がる人物像は、移民に寛容な北欧型の「開かれた社会」に反発を増幅させていった姿だ。自らを「愛国主義者」などと評し、その言動には自己陶酔の世界さえ垣間見える。 「信念ある1人の人間は(自らの)利益しか考えない10万人分もの力に値する」。ブレイビク容疑者が簡易型ブログ「ツイッター」に18日残した犯行予告とも読めるつぶやきは、19世紀の英国人哲学者ジョン・スチュワート・ミルの名言をまねたものだった

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    Gen 2011/07/24
  • asahi.com(朝日新聞社):「こっちにおいで」歩き回り乱射 ノルウェー事件容疑者 - 国際

    印刷 関連トピックス地震事件前日の与党・労働党の青年集会の様子。オスロ郊外のウトヤ島で開かれ、外務大臣(前列左から4人目)も参加した=ロイター  ノルウェーの2カ所で起きた連続テロ事件は、爆発と乱射で90人以上の死者を出す凄惨(せいさん)なものになった。逮捕された32歳の男は極右思想の持ち主とされるが、動機はまだはっきりしない。事件の衝撃は、自由な社会を掲げてきた欧州全体に広がっている。     ◇  夏休みの週末に浮き立つオスロ中心部が一転、恐怖に包まれたのは22日午後3時半ごろだった。  「ドーンと大きな音がして、地震かと思うほど建物が揺れた」。近くにいた市民は口をそろえる。政府庁舎のすぐ外で起きた爆発の衝撃はすさまじかった。  現場から約200メートル離れた路上にいた出版会社員のベルガーさん(28)は爆風で自転車から振り落とされそうになった。店舗のガラスが砕け、いっせいに人が飛び出し

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    Gen 2011/07/24