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2008年12月8日のブックマーク (8件)

  • 男女のあいだにハンディは必要か? - Something Orange

    昨日のラジオで話したことを記事にまとめておきます。 昨日はいくつかの作品を取り上げて、そのなかの人間関係について考察してみたのですが、そこで浮かび上がってきたのは「対等な関係性」というキーワードでした。 たとえば、「ライバル」の項目で取り上げた『ベルセルク』のガッツとグリフィスは、あまりにも真摯に対等であろうとしたために、さいごには敵対することになってしまいます。 また、遠藤淑子の漫画『マダムとミスター』の主人公、グレースとグラハムは、男女/主従という関係性を飛び越えて対等に渡り合います。 話を続けるうちに、自分はどうもこういう「対等な関係性」に惹かれるらしい、ということがわかってきました。 そこで思い出したのが、男性論を扱う学者である熊田一雄さんの記事です。熊田さんは、「近代社会では、男性に何らかのハンディをつけなければ、男女間の「対等な対」を説得的に描くことができなかった」と書き、高橋

    男女のあいだにハンディは必要か? - Something Orange
  • ここ数日のピアプロの動きについて。 - ぼかさちVOCALOID考察部屋

    ここ数日、初音ミク等のVOCALOID製品の発売元であるクリプトン社が運営しているピアプロでこのような動きがありました。 頒布物の利用申請機能(ピアプロリンク)を公開しました iTunes Storeでの楽曲配信 これらのことでいろんなところから意見が出ています。 それなりの数のブログやらSNSの記事やらを読ませていただいているのですが賛否両論です。 VOCALOIDで創作活動をやろうと思っている、もしくは創作しないけど関わろうと思っている方はとりあえず目を通してみてください。 それで今回のことについて色々考えて欲しいなと思いました。 人によっては何が書いてあるのかよくわからない、難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。 それでもまず自分で考えて欲しいなと思います。 特にVOCALOIDに関わろうと思っている方は考えることを放棄しないで貰いたい。 報道なんかと一緒です。 二次的な情報は

    ここ数日のピアプロの動きについて。 - ぼかさちVOCALOID考察部屋
  • 頒布物の利用申請機能(ピアプロリンク)を公開しました – 初音ミク公式ブログ

    こんばんは、ピアプロ企画班です。 個人または同人サークルで作成したCDや出版物のような頒布物に関して、弊社キャラクターの利用申請をする機能(通称「ピアプロリンク」)をテスト的に公開しましたのでお知らせします。 これまで弊社は「二次創作についてのガイドライン」を定めることで、営利目的ではない個人的な趣味の範囲の活動に対して、キャラクターを自由に利用できるようにしてきました。しかしながら現実問題として多いのは、キャラクターのイラストや商標を使った作品を有償頒布するケースだと思います。この場合「VOCALOIDエンドユーザー使用許諾契約書」等に厳密に従うならば個別に契約を結ばなくてはなりません。 もちろん企業がキャラクターを使った商品を販売するときはきちんと契約を結びますが、同人サークル等が小規模の有償頒布をおこなうときは、もっとゆるい縛りであるべきだと弊社は考えています。 そういった思いもあり

  • 初音ミクは歌姫である - はてなで留まってすぐ溶解

    vocaloid,ニコニコ動画 まさか自分が初音ミクに言及しようとは。 楽曲を聴くときに、視聴者は楽曲を成り立たせる環境に過ぎない初音ミクよりも、楽曲を実際に作った主体である作者に注目するようになったのではないかと、個人的に考えています。 何故初音ミクよりも作者に注目が集まるようになったか-カナンを夢見ながら また、これはどちらかといえば二次創作の作者としての実感から記すのですが、初音ミクが創作の「場」として機能しているということは、案外と重要なことなのではないか、と思います。初音ミクが音楽制作ツールとしては、別段それを使った創作が二次創作ではないということはもちろん理解するにしても、です。 初音ミク消費力学(の裏にある二次創作の力学)-N.S.S.BranchOffice 神懸かり、神語りだったミクという像が失われることで、それに引っ張られていた才能が、来あるべき場所へと還っていった、

    初音ミクは歌姫である - はてなで留まってすぐ溶解
    GiGir
    GiGir 2008/12/08
    表現は違えども同じ事を言ってくれてるんだと思います/「偶像になった」そうゆうことかもしれません
  • 初音ミクという神話のおわり - 未来私考

    何故初音ミクよりも作者に注目が集まるようになったか。2008-12-06 - カナンを夢見ながら id:beentocanaanさんは、かなり初期からVocaloidブームを追いかけておられる方で、私もよく拝見させていただいてるんですが、この記事は自分の実感とはずいぶん違うなあ、などと思ったので、少し昔を思い出しながら書いてみようと思います。 オモチャとしてはじまった初音ミクブーム そもそもニコニコ動画におけるVOLALOIDのムーブメントというのは、実は初音ミク誕生以前から始まってるんですよね。シーンの中心にいたのは、第1世代VOCALOIDのMEIKO。そのなんとも言えない合成音声の味わい深さで、既存のMADやプレイ動画の味付けとして、今のゆっくりブームに近い形で親しまれていたんですよね。といっても私はまだこのころは格的にニコニコ動画にはまっていなかったので、多少憶測含みではあります

    初音ミクという神話のおわり - 未来私考
    GiGir
    GiGir 2008/12/08
    ブクマ、ブコメありがとうございます。少し追記しました。
  • オタクがつい「一般人にも受ける」と思ってしまう作品の傾向。 (better)

    オタクがつい一般人(ここでは広く非オタクをいう)にも受けると思ってしまう作品の傾向を考えていた。『あずまんが大王』はギリギリ、『よつばと!』は結構大丈夫だと思っている、と思う。というか受けてる場面を実際見たことがあるので成功例なのだが(引いてる場面も見たことがある)、今回は実際に受けるか受けないかの個別の作品話ではなく、どうして「一般人にも受ける」と思ってしまうのかの話である。 説明するために、まず異世界度というパラメータを導入したい。異世界度とは、現実では起こりえない現象の数/レベルだと思ってほしい。例えば登場人物が魔法を使えたら+1。地球が荒廃してたら+1。巨大な悪に立ち向かったら+1。耳が長かったら+1。肌の露出が多すぎたら+1。と、ポイントが増えれば増えるほど、異世界に近付いている。で、世の中は多分「+1」の状態がギリギリのバランスにあると思われる。フィクションだから1つくらいは作

    GiGir
    GiGir 2008/12/08
    この思考実験は面白い。多面的に読むこと自体がオタク的に思われるということなんだろうなあ。
  • 初音ミク消費力学(の裏にある二次創作の力学) - N.S.S.BranchOffice

    二次創作, はてなエコー主体は、「初音ミク」ではなく、プロデューサーさんプロデューサーさんとアーティスト何故初音ミクよりも作者に注目が集まるようになったか。「初音ミクというキャラクターよりも、初音ミクを使った楽曲を制作した作者に注目が集まるようになってきた」というお話についてちょこちょこと。id:GiGirさんの「うーん」になんか立ち止まってしまった。記事で書かれている状況認識については特に異論はありません。実際、自分にしてもP名で曲を選別し、聞くことが多くなってきた、という体感的なこともあるし、また記事で紹介されているような事実も傍証にはなるだろうと思います。このへんの事実関係については、それほど異論も出ないような気がします。でもその理由付けについてはやや補足できることがあるかもなと思います。少しだけ寄り道して、二次創作の話(二次創作の消費力学)必要なので少しだけ寄り道します。north

  • 異世界に来てからのドラマツゥルギーのダイナミックさを見よ! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    ふと思うんですが、ラカン編が僕の中で引き起こした爆発は、久々に大きなもので、うぉー♪って、全巻読みなおしているんですが、、、異世界編になってからのダイナミズムは、すばらしいですね・・・。読み返すのが、当に楽しい。ネギまの素晴らしさは、ここまで来ても、ある一つの情報を与えられると、それをさかのぼって読みなおして解釈する喜びは、この作品を読む醍醐味です。 とてもじゃないが、31人の女の子の担任なんている構造からスタートしたとは思えない骨太さ(苦笑)。まぁ傑作だとは思っていたんですが、ああ・・・ほんとに傑作なんだなーと感心する今日この頃。それにしても00年代の「記号を媒介にする祭り」というソフトが全盛を極める中、それの基骨格をベースにしながら骨太の物語を描いてしまうんだから、見事なものです。これ、ここまで来ると、友人の誰に薦めて自信を持っていいといえます。テーマも深いし、異世界のセンスオブワ

    異世界に来てからのドラマツゥルギーのダイナミックさを見よ! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために