植物の「茎」や「葉脈」から繊維を取り出して糸にします 原料の植物が違っても、植物から繊維を取り出して糸にする工程は、ほぼ同じです 刈り取った茎を細かく裂く 裂いた茎を1本ずつ撚って繋げる 湿り気を与えながら紡錘に巻き付けていく 乾燥させて撚りを安定させる 茎は、先端の方が細く、根元に近い部分ほど太くなっています それをブラシなどを使って細かく裂いていきます 細かく裂くほど細い糸になり、柔らかな布に織ることができます 糸を撚り合わせて繋げた部分は、節になって太くなってしまいます 1本の茎が長いほど撚る部分が少なく、節が減り、薄い生地にできます 糸紡ぎとは、繊維をねじることで細い糸にしていくことです コマのようにクルクル回して繊維をねじり、糸にしていく道具が「スピンドル」です