シャープが2014年4月に発売した「ヘルシオお茶プレッソ」(実勢価格2万3530円)が人気だ。4月25日の発売直後からしばらくはブラック系モデル(ブラック系とホワイト系の2色をラインアップする)が品薄状態に陥ったほどで、ある家電量販店のコンシェルジェは「シニア層を中心に人気になっている」と語る。 ヘルシオお茶プレッソは、内蔵しているセラミック製の石臼でお茶を「挽く」、タンクに蓄えているお湯を「沸かす」、挽いた茶とお湯をポットで撹拌してお茶を「点てる」という3つの機能を持つお茶メーカーだ。市販の茶葉を挽いて粉茶にすることで、従来は茶がらとして捨てられてしまった約70%もの栄養素をすべて摂取できるというのが訴求ポイントだ。抗酸化作用や脂肪を燃焼させる効果などを持つカテキンなどは、急須で入れる場合に比べて約2倍近くも摂取できるというのだからすごい。 発売当初の実勢価格は2万5700円と今より20
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