書籍の分野ではなかなかないことなのですが、2019年の1月に登場した「FACTFULNESS」が一年を経て再びベストセラー1位になり、部数も80万部を越える大ベストセラーになっています。 著者の故ハンス・ロスリング氏が公衆衛生学者としてとても有名だったこと、それが現在の新型コロナウィルスのパンデミックについて考えるきっかけを与えているということも背景にはあり、先日は翻訳者の関美和さんがテレビに出演されてコメントをしていたりなど、本書があらためて注目されているわけです。 ここまでベストセラーになると、まだ読んでいない、ちょっとひねくれた人は「なにが正しいものの見方なのか、教えてもらう必要はないよ」と思ってしまうかもしれません。しかし本書の凄さは、実は「何が正しいのかを教えていない」こと、むしろ「正しいものの見方がいかに難しいか」を教えている点にあるといったら、興味が湧くでしょうか? 非常事態
![データと事実に基づいて行動すべきいまだからこそ、FACTFULNESSを読もう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f2026cb0aaff87e30ff0a33a91e9b4ec2891b4f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flifehacking.jp%2F2020%2F05%2Ffactfulness-in-the-age-of-covid%2Ffactfulness.jpg)