ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はアスーステック・コンピューターの「Eee PC 1001HA」を取り上げる。駆動時間はカタログ値で6.5時間、約1.25キロのネットブックが3万円台。驚異の価格だが果たして使えるのか。戸田氏が下した結論は? ネットブックは、スペックがあまり変わらないこともあって、店頭にはかなり古いモデルも残っている。CPUなどが変化しないためにマイナーチェンジをする意味がないので、微妙な差の新モデルが続々登場する。結果として、各社のラインアップが増えて、それぞれの違いが非常にわかりづらい状況になってしまった。 こんな状況の中でも、間違いなくひとつの傾向として見て取れるのが、高機能化だ。CPUやHDD容量などのスペックは変わりようがないのだが、昨シーズンあたりから高解像度化が著しくなっている。これまでは、10.1型ワイドで1024×600ドットの液晶を