Rの函数 anyNA() は引数のオブジェクトに欠損値が含まれているかどうかを高速に返す函数であり、欠損値が含まれていれば TRUE を返す。 anyNA() で欠損値の有無を調べる データを集める際に、何らかの理由で一部のデータが得られないことがある。例えば、アンケートを行う際に、ある回答者が年齢について回答してくれなかったために、その回答者の年齢のデータが得られないということがある。あるいは温度計の故障で、ある地点の温度のデータが得られないということもある。こうして得られなかった値のことを欠損値と呼ぶ。データの処理を始める際には、その中に欠損値があるかどうかを確認することが重要である。もし欠損値を含むようであったら、それなりの対応を取らなくてはならない。 統計解析用の言語である R には、anyNA()という有用な函数があり、これで欠損値の有無を調べることができる。この函数は、ベクトル
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