「あしたのプラットホーム」というブログが、自転車の車道走行を推進する自転車活用推進研究会(本サイトのコラムニスト、疋田智さんも同会メンバー)を批判していたため、興味をそそられて拝読しました。その大要は以下のとおりです。 同会は車道への自転車レーンの設置によって自転車と自動車を視覚的に分離しようとしているが、それでは車道上の自転車の安全を確保することも、レーンをふさぐ路上駐停車を排除することもできない。都市部においては車道と自転車道、そして歩道を構造的に分離することが唯一の解、そして世界の趨勢であり、同会は日本における自転車政策をミスリードしているというものです。 私自身も構造分離が不可欠と思っていた時期があり、ブログ氏の主張に首肯するところもあるのですが、構造分離を重視するあまり自転車レーンまで攻撃するのは、やはり為(ため)にする議論だと思います。 ブログにおいて氏は「自転車レーン推進論者