今週末は3連続で映画館に行くという贅沢を堪能した。 最近ばたばたしていた仕事がやっとひと段落したというほっとした気持ち半分、そこでたまったストレス的なものをうっちゃってしまいたいというやけくそな気持ち半分の暴挙だ。 というわけで、その感想を一言ずつ。 1日目 ミナリ 部隊は1980年代のアメリカ南部。 韓国出身の移民一家が理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿を描いた家族映画・・・ってことなんだけども、いろいろな意味でレベルの高い映画だった。 その頃の移民の生活を描くデティールだとか。 彼らが住む土地の豊かな自然と、それゆえの寄る辺なさとか。 あるいは夫婦の関係のリアリティだとか。 途中から登場する祖母の演技の妙だとか。 細部の確からしさが、「映画的な豊かさ」につながっている・・・のはなんとなくわかる。 だから、きっと映画なのだということもわかる。 わかるのだけども、どうにも味わ
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