まだ間に合うか──と、アメリカの作曲家エリオット・カーター(Elliott Carter、b.1908)のディスクを一枚取り上げておきたい。ピエール・ブーレーズ指揮、アンサンブル・アンテルコンタンポランの演奏によるものだ。 Carter: Oboe Concerto / Espirit Rude 発売日: 2001/06/25メディア: CD エリオット・カーターは、オリヴィエ・メシアンと同じく、1908年に生まれた。つまり、今年2008年は彼の生誕100周年にあたる。メシアンと違うのは(あるいは指揮者のカラヤンらと違うのは)、カーターは現在でも「現役の」作曲家なのだ──Wikipedia を見ると、フルート協奏曲をはじめ四作品が本年度に発表されている。100歳の現役作曲家、しかも、ブーレーズが好んで取り上げるバリバリの前衛なのだ(エリオット・カーターはアメリカの現代音楽家の中で唯一演奏す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く