次期首相と目される民主党の鳩山代表に、欧米で警戒感が広がっている。米紙への投稿で、経済や安全保障のアメリカ主導を批判し、東アジアを軸に考えるとしているからだ。 「オバマ政権は、相手にしないだろう」 民主党が総選挙で圧勝し、海外でも政権交代に関心が集まっている。まだ開票から1日のため、海外のメディアで鳩山由紀夫民主党代表への論評は少ない。しかし、鳩山代表の考えに違和感を表明した向きもあり、今後、海外でも政策を巡る論議が広がりそうだ。 鳩山代表の考えで特に注目されたのは、米ニューヨーク・タイムズ紙に2009年8月27日載った寄稿論文「日本の新しい道」(英文)。そこで、鳩山代表は、冷戦後、アメリカ主導のグローバリゼーションの中で、日本が市場原理主義の風潮にもてあそばれてきたと指摘。そして、人々が目的ではなく、手段として扱われ、「人間の尊厳が失われている」とまで言い切った。その現れとして、イラク戦
■本日の言葉「landslide」(地滑り、圧勝)■ 国際ニュースで使われる英語をご紹介するこの月曜コラム、今週は「日本で政権交代」という大きな国際ニュースについてです。「日本で野党が地滑り的勝利(Japan Opposition Wins a Landslide)」というような見出しがあちこちのニュース・サイトで掲載され、「オバマのように」という惹句も目につきますが、おおむねいよいよ政権与党になる民主党には与党らしく厳しい目を向けようという論調が目立ちました。それから「日本人は踊っていない」という、ある意味でかなり真実をついている指摘も。(gooニュース 加藤祐子) ○「オバマのような」とまずは注目させて 日本時間30日夜の開票段階から、英BBCや米CNNなどが発していたのは「オバマのような」というフレーズ。「民主党」という共通キーワードもあるからでしょうか(アメリカの民主党は「Demo
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